【バンコクモーターショー15】マツダ デミオ、ガソリンモデルをタイ市場に投入

自動車 ニューモデル モーターショー
マツダ2(マツダ デミオ) SKYACTIV-G 1.3リットル(バンコクモーターショー15)
マツダ2(マツダ デミオ) SKYACTIV-G 1.3リットル(バンコクモーターショー15) 全 16 枚 拡大写真

マツダはバンコクモーターショー2015で、『マツダ2(日本名:デミオ)』のガソリンモデル「SKYACTYV-G 1.3リットル」をタイ市場に導入することを発表した。先行して年初より発売されていたディーゼル車と合わせ、プレミアムBセグメント車市場を開拓する。

タイでは日本などでも発売されているハッチバックと、タイで開発されたセダンの2モデルをラインアップするデミオ。マツダ最新の「魂動」デザインを取り入れた新型は、若者やこだわりを持つ人たちに好評だという。今回、ディーゼル車に加えガソリン車を加えたことで、よりターゲットを細分化し、最適な消費者に届けるというねらいがある。

ターゲットとしては、ディーゼルの「SKYACTYV-D 1.5リットル」は、最新のものに敏感で環境意識が高いような人たち、いっぽうガソリンの「SKYACTYV-G 1.3リットル」は価値やお得さを求める人たちだとした。クラストップレベルの「パワー(93hp)」「燃費(23.3km/リットル)」「環境性能(CO2排出100g/km)」を武器に、魅力をアピールする。

マツダセールス・タイランドの武居秀介(たけすえ・ひですけ)社長はガソリン車とディーゼル車の比率について、「3分の2がガソリン車になるのでは」と見る。タイでは日本や欧州などと比べディーゼル車への関心、イメージが低いことを見据え、主力はあくまでもガソリン車とする。

年間でのデミオの販売計画は3万台。武居氏は「マツダの昨年の販売が5万台。(3万台という数字は)これの40%にも及ぶ。販売を押し上げてくれるものと期待している」と抱負を述べた。タイの自動車市場は昨年からほぼ横ばいの90万台と見ており、デミオ効果によるシェア拡大を目指す。

価格は55万バーツ(約202万円)から。

《宮崎壮人》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 水平対向8気筒エンジン搭載バイクは世界唯一、中国長城汽車の「SOUO」ブランドが発表
  2. 6年ぶりビッグネーム復活!? 新開発のV12エンジンが搭載されるフラッグシップGTとは
  3. トヨタ『シエンタ』対応の「車中泊キット」一般販売開始
  4. VWの小型ミニバン『キャディ』、改良新型を生産開始…5月末ドイツ発売へ
  5. スズキ スーパーキャリイ 特別仕様は“For Your Work Buddy”…デザイナーの思いとは?
  6. BMWの新型車、ティザー…実車は5月24日発表へ
  7. MINI ハッチバック 新型の頂点「JCW」、今秋デビューへ…プロトタイプの写真を公開
  8. BMWが14車種の新型車を発売へ…『X3』や『1シリーズ』に新型 2024年
  9. 『セリカ』はGRで復活か? エンジンは?---トヨタの名車が再登場へ
  10. 2択アンケート「スバルといえばボクサーエンジン? アイサイト?」【クルマら部 車論調査】
ランキングをもっと見る