マツダの中国現地法人は5月4日、4月の中国における新車販売の結果を公表した。総販売台数は2万0196台。前年同月比は37.4%増と、3か月連続で前年実績を上回った。
4月実績では、『アテンザ』と『アクセラ』に、『CX-5』を加えたSKYACTIVテクノロジー搭載3車が、引き続き支持を集める。
マツダの中国合弁には、第一汽車との合弁の一汽マツダと、長安汽車との合弁の長安マツダの2社がある。4月実績は、一汽マツダが前年同月比6.5%減の7879台。一方、長安マツダは96.4%増の1万2317台。合弁2社では、長安マツダの好調ぶりが際立つ。
マツダの2014年の中国新車販売は、21万1013台。前年比は13%増と、4年ぶりに前年実績を上回った。2015年1‐4月は、前年同期比13.1%増の7万8832台と、過去最高。
マツダチャイナの渡辺宣彦 CEOは、「アクセラ、CX-5、アテンザの3車の販売に勢いが持続。4月はこれら3車が、全販売の76%を占めた」と述べている。