日産の米国販売、5.7%増の11万台…ムラーノ 新型が73%増 4月

自動車 ビジネス 海外マーケット
日産 ムラーノ
日産 ムラーノ 全 7 枚 拡大写真

日産自動車の米国法人、北米日産は5月1日、4月の米国新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は10万9848台。前年同月比は5.7%増と、2か月ぶりに前年実績を上回った。

日産ブランドは9万9869台で、前年同月比は5.4%増と、2か月ぶりに増加。乗用車系では、主力車種の『アルティマ』(日本名:新型『ティアナ』)が、2万2108台。前年同月比は11.6%減と、3か月連続のマイナスとなった。『セントラ』は1万7059台を売り上げ、前年同月比は21.2%増と、好調を維持。『ヴァーサ』は9646台を販売し、前年同月比は8%減と、2か月連続のマイナス。

ライトトラック(SUV/ピックアップトラック/ミニバン)系では、2013年12月にモデルチェンジした小型SUVの『ローグ』(新型『エクストレイル』の兄弟車)が、4月の新記録の2万1767台を販売。前年同月比は44.5%増と、9か月連続で増加した。小型ピックアップトラックの『フロンティア』は、2.3%増の5828台と回復。新型を投入した『ムラーノ』は、72.9%増の4121台と、大幅な増加。

インフィニティブランドは、前年同月比8.8%増の9979台と、3か月連続で増加。主力の『Q50』(日本名:新型日産『スカイライン』)は、2991台を売り上げ、前年同月比は13.9%増と、4か月連続のプラス。SUVの『QX60』は、前年同月比24%増の2829台と、2か月ぶりに増加した。

日産自動車の2014年米国新車販売は、138万6895台。前年比は11.1%増と、2桁の伸び率を達成した。2015年1‐4月は、前年同期比4%増の47万7476台を販売している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  2. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  3. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  4. 2.5Lエンジンを搭載する『インプレッサ』登場、米2026年モデルに「RS」
  5. シボレー『コルベット』がニュルブルクリンクで「米国メーカー最速ラップ」樹立
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る