インド新車販売、14%増の26万台…6か月連続で増加 4月

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マルチスズキ アルトK10
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インド自動車工業会は5月11日、インド国内の4月の新車販売の結果をまとめた。乗用車と商用車を合わせた総販売台数は、26万3821台。前年同月比は14%増と、6か月連続で前年実績を上回った。

4月実績をメーカー別で見ると、インド市場で3割を超えるトップシェアを握るスズキのインド子会社、マルチスズキが4月、インド国内で10万0709台を販売。前年同月比は27.3%増と、12か月連続で増加した。

車種別では、主力のAセグメントの『アルト』『ワゴンR』『セレリオ』『スイフト』『リッツ』(日本名:『スプラッシュ』)『A-スター』などが、合計で8万4188台を販売。前年同月比は28%増と、2か月ぶりに増加。SUVやMPVなどのユーティリティビークルセグメントでは、小型MPVの『エルティガ』を含めて、4月はセグメント合計で4452台を販売。前年同月比は11.2%減と、2か月連続で減少する。

また、トヨタ自動車のインド車両生産・販売会社、トヨタ・キルロスカ・モーター(TKM)が発表した4月のインド新車販売台数は、1万2325台(輸出を含む)。前年同月比は63%増と、6か月連続で前年実績を上回った。4月実績の1万2325台の内訳は、インド国内販売分が1万0991台。2014年秋、主力車の『エティオス』と『エティオス・リーバ』に初の大幅改良を実施。その効果が持続する。

ホンダのインドにおける四輪車生産販売会社、ホンダカーズインディアリミテッドが公表した4月のインド新車販売台数は、1万2636台。前年同月比は14%増と、2桁増を維持する。モデルチェンジを受けた新型『シティ』が、8203台で最量販車に。新型コンパクトカーの『アメイズ』が、2862台で続く。新型『モビリオ』は689台を売り上げている。

《森脇稔》

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