中国新車販売、0.4%減の190万台…2か月連続で減少 5月

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トヨタ レビン(北京モーターショー14)
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中国汽車工業協会は6月10日、中国における5月の新車販売の結果を明らかにした。商用車と輸出を含めた総販売台数は、190万3800台。前年同月比は0.4%減と、2か月連続で前年実績を下回った。

5月の新車販売のうち、乗用車の伸び率は、前年同月比1.2%増。前年超えは維持したものの、4月の3.7%増に対して、伸び率が鈍化した。一方、商用車の伸び率は、前年同月比8.3%減。4月の17.6%減から減少幅は縮小したが、景気の影響を受けやすい商用車の販売は、引き続き落ち込む。

日系メーカー3社の5月実績では、日産自動車が10万2500台を販売。前年同月比は0.1%増と、4か月ぶりに前年実績を上回った。しかし、商用車の販売低迷は長引く。

トヨタは9万1900台を販売し、前年同月比は13.3%増と、2か月連続の前年実績超え。2014年夏にモデルチェンジした主力セダンの『カローラ』と、新型車の『レビン』の販売が、引き続き好調。

ホンダは8万0298台を売り上げ、前年同月比は32.3%増と、3か月連続で前年実績を上回った。『フィット』の販売が、前年同月比4.4倍の9783台と好調。新たに投入された『ヴェゼル』も、1万0173台と支持を集めた。

中国の2014年の新車販売は、商用車と輸出を含めて、前年比6.9%増の2349万1900台。2年連続で2000万台を突破すると同時に、米国を上回り6年連続で世界一に君臨している。

《森脇稔》

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