米 ホンダ、天然ガス車の生産を終了へ…シビック

自動車 ビジネス 企業動向
ホンダ・シビックCNG
ホンダ・シビックCNG 全 3 枚 拡大写真

ホンダが、米国市場で販売している天然ガス車(CNG車)。同社が、米国工場での天然ガス車の生産を、終了することが分かった。

これは6月15日、ホンダの米国法人、アメリカンホンダのジョン・メンデル上級副社長が明らかにしたもの。同副社長が、ホンダの今後の米国市場における環境対応車の戦略を公表している。

この戦略の中で、同副社長は、「2015年モデルをもって、現行『シビック』の天然ガス車の生産を終了する」と明かしている。

ホンダは長年に渡って、米国市場で天然ガス車をラインナップしてきた。とくに過去15年間、ホンダが米国で唯一、専用の天然ガス乗用車をラインナップしている自動車メーカーだった。

そのホンダが、米国で天然ガス車の生産を終了する理由は何か。同副社長は、「天然ガス供給のインフラと顧客の需要が、引き続き厳しい状態にある」と述べている。

なお、米国でのシビックの天然ガス車の販売は、2015年モデルの在庫分をもって、終了する予定。アメリカンホンダは、既存の天然ガス車の顧客に対するアフターサービスは継続していく、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツ『ウニモグ』、低床仕様登場…荷台高1200mm以下で作業効率向上
  2. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  3. リアシートのない新型『ランドクルーザー250』発売!? 英国トヨタ工場で改造される“特別仕様”とは
  4. 幻のV12スーパーカーが100周年で復活か? SNSでは「クライスラーのイメージも変わる」と期待も
  5. トヨタ RAV4 新型の価格は390万~630万円と予想…電動グレード体系に再編
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  3. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  4. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る