【トライアル世界選手権 最終戦】V9のトニー・ボウ、両日2位でシーズンを終える

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トニー・ボウ(ホンダ)
トニー・ボウ(ホンダ) 全 6 枚 拡大写真

トライアル世界選手権シリーズ最終戦・スペインGPが9月12日・13日、ヘレス・デ・ラ・フロンテーラで開催され、前戦で9度目のタイトルを獲得したトニー・ボウ(ホンダ)は両日ともに2位でシーズンを終えた。

決勝1日目、1ラップ目にボウは3個の5点を喫して、アダム・ラガ(ガスガス)に8点差の2位。逆転を狙いたいところだったが、未明に降った雨の影響で主催者がセクションの難度を下げていたが、実際には雨の影響はほとんどなく、難易度が低めとなっていた。2ラップ目、ボウは1ラップ目とは一転して1点で回ってきたが、1ラップ目のトップのラガも同じく1点。3ラップ目、ボウは1ラップ目に5点となった第9セクションで再び5点。3ラップ目の総減点は11点となった。一方、ラガは2点で、この日のボウは1ラップ目に作られた点差を逆転できず、その差を広げられて2位となった。

決勝2日目、ライバルのラガは、この日もボウと激しいトップ争いを展開。1ラップ目の第2セクションでボウは1点を失うが、それ以降、すべてのセクションをクリーンして1ラップ目の減点は1点のみ。しかし、ラガは第2セクションも含め、すべてのセクションをクリーンとし、1ラップ目の減点はなし。

2ラップ目は集中豪雨に見舞われたが、ボウは第2セクションで1点を失ったのみで、2ラップを通じて減点は2点。ラガは、2ラップ目には2つの1点減点があった。これで、2ラップ目までの減点は同点。3ラップ目、ボウはふたつの5点を喫してしまう。ラガも3ラップ目に減点を増やしているが、それ以上にボウの減点は大きく、結果5点差でラガの勝利となった。

■決勝1日目
1位:アダム・ラガ(ガスガス)
2位:トニー・ボウ(モンテッサ・ホンダ)
3位:アルベルト・カベスタニー(シェルコ)
4位:ホルヘ・カサレス(ベータ)
5位:ジェロニ・ファハルド(ベータ)
6位:アレキサンドレ・フェレール(シェルコ)

■決勝2日目
1位:アダム・ラガ(ガスガス)
2位:トニー・ボウ(モンテッサ・ホンダ)
3位:ジェロニ・ファハルド(ベータ)
4位:アルベルト・カベスタニー(シェルコ)
5位:ホルヘ・カサレス(ベータ)
6位:ハイメ・ブスト(モンテッサ・ホンダ)

■ポイントスタンディング
1位:トニー・ボウ(モンテッサ・ホンダ)345P
2位:アダム・ラガ(ガスガス)311P
3位:ジェロニ・ファハルド(ベータ)246P
4位:アルベルト・カベスタニー(シェルコ)233P
5位:藤波貴久(モンテッサ・ホンダ)196P
6位:ハイメ・ブスト(モンテッサ・ホンダ)182P

《纐纈敏也@DAYS》

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