Microsoft、ゲーム業界の開発会社大手をIntelから買収

エンターテインメント 話題
Microsoftが物理エンジンのHavokを買収―ライセンス供与は維持
Microsoftが物理エンジンのHavokを買収―ライセンス供与は維持 全 1 枚 拡大写真

Microsoftは、多数のゲームタイトルで採用されている物理エンジン「Havok Physics」など、ミドルウェア開発で知られるHavok社を、Intel社から買収したと発表しました。

Microsoftの発表によると、これからも開発を続けてサードパーティーのパートナーにHavokの開発ツールのライセンスを提供していくとのこと。加えて、Havok社の技術はDirectX 12やVisual Studio、Microsoft Azureなどに素晴らしい影響を与えるだろうと伝えています。

また、IGNに寄せられたMicrosoftのコメントによると、「広くAAAゲーム業界にHavokの技術をライセンス供与していく」と語っており、「これは、任天堂やソニーなどの様々なゲーム機でHavokの技術ライセンスの提供を続けることを意味します。」と説明しています。

Havok社は1998年にアイルランドで設立されたミドルウェア開発会社で、2007年9月にIntel社に買収。同社の技術は『Halo』シリーズや『Assassin's Creed』シリーズ、『Call of Duty』シリーズなど、600以上のタイトルで採用されていました。

なお、今回のHavok買収に掛かった費用などの具体的な数字は公開されていません。

Microsoftが物理エンジンのHavokを買収―ライセンス供与は維持

《水京》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ジープ初の1.6リットルターボハイブリッド搭載、SUV『チェロキー』新型が四角い新デザインで登場
  2. スバル『アウトバック』新型、約515万円から…年内米国発売へ
  3. レクサス『RX』米2026年モデルに「アピアランスパッケージ」新設定
  4. 日産『GT-R』生産終了、4万8000台を製造し18年の歴史に幕…次期型に知見継承へ
  5. 「一度でいいから拝んでみたい」33台が完売のアルファロメオ、購入者の1人がF1ドライバーであることも話題に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る