【フランクフルトモーターショー15】BMW、一挙3車種の市販PHVを初公開

自動車 ニューモデル モーターショー
BMW 330e(フランクフルトモーターショー15)
BMW 330e(フランクフルトモーターショー15) 全 13 枚 拡大写真

9月15日、ドイツで開幕したフランクフルトモーターショー15。BMWのブースでは、一挙3車種の市販プラグインハイブリッド車(PHV)が初公開されている。

その3車種とは、『2シリーズアクティブツアラー』の「225xe」、改良新型『3シリーズセダン』の「330e」、新型『7シリーズ』の「740e」。3車種とも、BMWが「eDrive」と呼ぶ電動パワートレイン技術を採用する。

中でも、330eグレードは、改良新型3シリーズ セダンをベースに、PHVパワートレインを搭載。従来、『3シリーズ』には、3.0リットル直列6気筒ガソリンターボにモーターを組み合わせた市販ハイブリッド車、『アクティブ・ハイブリッド3』を用意。改良新型モデルでは、これを一歩進め、外部充電が可能なPHVをラインナップした。

PHVシステムは、エンジンがアクティブ・ハイブリッド3に対して、ダウンサイズされた2.0リットル直列4気筒ガソリンターボ。最大出力は184hpを引き出す。これに、最大出力88hpのモーターを組み合わせる。PHVシステム全体では、252hpのパワーと、42.8kgmのトルクを獲得。0-100km/h加速は6.1秒、最高速は225km/hの性能を発揮する。

EVモードでは、最大でおよそ40kmを、ゼロエミッション走行できる。この効果もあり、欧州複合モード燃費52.6km/リットル、CO2排出量44g/kmの優れた環境性能を達成している。

《森脇稔》

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