【ロサンゼルスモーターショー15】ポルシェ ケイマン GT4 に「クラブスポーツ」…軽量レーサー

自動車 ニューモデル モーターショー
ポルシェ ケイマン GT4 クラブスポーツ(ロサンゼルスモーターショー15)
ポルシェ ケイマン GT4 クラブスポーツ(ロサンゼルスモーターショー15) 全 9 枚 拡大写真
ドイツの高級スポーツカー、ポルシェは11月18日(日本時間11月19日未明)、米国で開幕したロサンゼルスモーターショー15において、『ケイマンGT4 クラブスポーツ』を初公開した。

同車は、3月のジュネーブモーターショー15で発表された『ケイマン』の最強グレード、『ケイマン GT4』をベースに開発されたレーシングカー。ドイツ・バイザッハのポルシェモータースポーツで組み立てられる。公道走行は不可。

エンジンに変更はない。3.8リットル水平対向6気筒ガソリン自然吸気エンジンは、改良新型前の『911 カレラS』用がベース。最大出力は385hpを発生する。トランスミッションは、レーシング仕様の6速PDKに変更され、パドルシフトを組み込む。リアアクスルには、機械式のディファレンシャルロックを採用。

フロントの軽量なストラットサスペンションは、『911GT3カップ』から流用。ブレーキローターは直径380mmと大径で、ブレーキパッドはスチール製。ロールケージやバケットシート、6点式シートベルトを装備。車両重量は1300kgに抑えられた。

ケイマンGT4 クラブスポーツは、2016年シーズンの「ピレリ・ワールド・チャレンジ」、「コンチネンタルタイヤ・スポーツカー・チャレンジ」などのモータースポーツ参戦に向けて、ホモロゲーションを取得する計画。米国での価格は、16万5000ドル(約2040万円)と公表されている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  2. 三菱『エクリプス クロス』新型、航続600kmのEVに…ルノーからOEM供給へ
  3. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
  4. 空冷ポルシェで1台2億円!? マニア垂涎『シンガー911 DLS』とは
  5. メルセデスベンツ、3年間で40車種以上投入へ…次期『Cクラス』は2026年春生産開始
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る