【CES16】フォード、SYNC 3を改良…CarPlayとAndroid Autoに対応

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フォードのSYNC 3改良版(CarPlayに対応)
フォードのSYNC 3改良版(CarPlayに対応) 全 2 枚 拡大写真

米国の自動車大手、フォードモーターは1月4日、「SYNC 3」の改良版の概要を明らかにした。1 月6日(日本時間1月7日未明)、米国ラスベガスで開幕するCES16 で初公開する。

画像:フォードのSYNC 3改良版

「SYNC」(シンク)は、フォードモーターとマイクロソフトが共同開発した車載テレマティクスシステム。2007年秋、フォード『フォーカス』にオプション設定されたのが最初。音声認識機能付きの車載コミュニケーション&エンターテインメントシステムは、走行中にドライバーが携帯電話で通話し、「iPod」などのデジタルメディアに接続することを可能にした。

フォードモーターは2015年1月、CES15において、SYNC 3を発表。コミュニケーションとエンターテインメントを重視。従来よりも、速い動作、より便利になった音声認識、スマートフォンやタブレット型端末の画面のようなタッチパネル操作などを可能にした。

それから1年後のCES16 では、SYNC 3の改良版が初公開される予定。アップルの「CarPlay」と、グーグルの「Android Auto」への対応が図られたのが特徴となる。

アップルのiPhoneユーザーには、CarPlayが音声認識の「Siri」やタッチパネル操作によって、地図やメッセージ、電話、音楽へのアクセスが安全にできる。グーグルのAndroid搭載スマートフォンのユーザーには、Android Autoがステアリングホイールのスイッチやタッチパネルの操作で、グーグルの音声検索、グーグルマップ、グーグルPlay Musicなどを安全に利用することが可能になった。

《森脇稔》

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