【デトロイトモーターショー16】バイパー ベースの745馬力…フィスカー、新型スーパーカー発表

自動車 ニューモデル モーターショー
VLFオートモーティブ FORCE 1 V10(デトロイトモーターショー16)
VLFオートモーティブ FORCE 1 V10(デトロイトモーターショー16) 全 10 枚 拡大写真
米国の新興企業、VLFオートモーティブは1月12日、米国で開催中のデトロイトモーターショー16において、新型スーパーカーの『FORCE 1 V10』を初公開した。

FORCE 1 V10は、ヘンリック・フィスカー氏と、レーシングドライバー兼チームオーナーのベン・キーティング氏が共同開発。ヘンリック・フィスカー氏は、フィスカーオートモーティブを立ち上げた創業者であり、プラグインハイブリッドスポーツカー、『カルマ』のデザイナーとしても知られる。以前は、BMWで『Z8』、アストンマーチンで『DB9』/『V8ヴァンテージ』のデザインを手がけた。

2013年3月、同氏はフィスカーオートモーティブの会長を辞任。ヘンリック・フィスカー会長は、資金不足によるカルマの生産停止を解消しようと、中国企業からの出資交渉を進めていた。他の取締役との間で、意見の相違があったため、会長職を辞し、フィスカーを去った。

VLFオートモーティブがヘンリック・フィスカー氏とベン・キーティング氏とともに、デトロイトモーターショー16で発表した新型スーパーカーがFORCE 1 V10。FCA USのダッジブランドが誇るスポーツカー、『バイパー』がベース。フィスカー氏がデザインしたカーボンファイバー製の専用ボディをまとう。

エンジンはフロントミッドシップに搭載。バイパー用の8.4リットルV型10気筒ガソリンエンジンは、最大出力745hp/6100rpm、最大トルク88.2kgm/5000rpm。同社によると、自然吸気エンジンの市販車としては、世界で最もパワフルになるという。

FORCE 1 V10のベース価格は、26万8500ドル(約3175万円)。50台を限定生産する。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ダイハツ『ムーヴ』開発責任者が語る、スライドドアを採用した「3つの理由」
  2. 「じゃじゃ馬っぽくていい」ホンダ『ヴェゼル RS』先行公開に早くも反響! デザインと性能に注目
  3. ヤマハの3輪スクーター『トリシティ』が進化! SNSでの注目は「デザイン」と「屋根が付くか」
  4. 新型取締機「JMA-520/401」に対応、セルスターがコンパクトな一体型レーダー探知機を発売
  5. 「本気の電動二輪が出てきた」ホンダ初のフルサイズEVバイク『WN7』発表にSNS沸く
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る