【ENEX16】4tトラックを改造したステージマシン、アーティストの間で引っ張りだこに

自動車 ビジネス 国内マーケット
トミタが4tトラックを改造して製作した「ステージマシン」
トミタが4tトラックを改造して製作した「ステージマシン」 全 2 枚 拡大写真

北海道札幌市の中小企業、トミタはエネルギー関連の展示会「ENEX2016」に驚くような4tトラックを出展した。「ステージマシン」と名付けられたそれは、片方の側面全体に太陽光パネルが組み込まれ、もう一方はオープン式のステージなっているのだ。

「トラックには30kWの蓄電池を積んでいて、太陽光で発電した電力をそれに充電し、音響や照明などの機材へ電力供給できるようになっているんです。このトラックさえあれば、発電機もいらないので、野外の音楽イベントにはうってつけだと思います」と同社の佐山廣和社長は話す。

レンタル料は1日20万円だが、音響機器などの積み卸しもしなくてもイベントを開催できるとあって、アーチストの評価が高く、全国からいろいろと声がかかっているという。今年秋にはすでに九州でのライブイベント巡りが決まっている。

「音楽イベントだけでなく、災害支援でも活用できると考えています。電気も供給でき、荷台には救援物資を積載することができますからね。また、荷台に布団を敷けば、簡易宿泊施設としても使えます。このトラックはいろいろな可能性を秘めていると思います」と佐山社長。売ってほしいという人が後を絶たないそうだ。

《山田清志》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  4. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
  5. 「赤色くるー!!」2026年モデルのカワサキ『エリミネーター』に熱視線!新カラー&グラフィック追加へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る