2つの大きなルール変更がある今シーズンのMotoGP。今年から全車共通のソフトウエアとなり、タイヤがブリヂストンからミシュランに変わるのだ。
注目の公式テスト1回目が2月1日~3日の3日間、マレーシアのセパン・サーキットでおこなわれ、『Repsol Honda Team』で11年目のシーズンを迎えるダニ・ペドロサは、チームメイトのマルク・マルケスとともに参加し、3日間で合計118ラップを周回した。
セットアップに多くの時間を割いたが、特に重要視したのが新しい電子制御への取り組み。2日目には軽い転倒を喫しが、マルケス同様、多くのデータを収集することに成功し、次のオーストラリアでのテストで、このデータを生かすことになる。
セットアップに重点を置いたスロースタートとなり、ラップタイムは総合11位にとどまったが、念願のタイトル獲得に向けて気合満点のシーズンインとなった。
昨年は右腕の手術の影響で、シーズン2勝、総合4位。次回のテストは、2月17日~19日の3日間で、オーストラリアのフィリップアイランドで行われる。