【F1】松下信治、マクラーレン・ホンダのテスト兼開発ドライバーに就任

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マクラーレン・ホンダのテスト兼開発ドライバーに就任した松下信治
マクラーレン・ホンダのテスト兼開発ドライバーに就任した松下信治 全 2 枚 拡大写真
マクラーレン・ホンダは20日、GP2シリーズに参戦中の松下信治を今季のF1テスト兼開発ドライバーに起用することを発表した。

2011年に鈴鹿サーキットレーシングスクール・フォーミュラ(SRS-F)を首席で卒業後、順調にステップアップし2014年には全日本F3選手権でシリーズチャンピオンを獲得した松下。昨年からはF1直下のカテゴリーとして知られるGP2シリーズに参戦。参戦1年目から1勝を挙げ、計3回の表彰台を獲得。ランキングは9位だった。

今季は引き続きARTグランプリからGP2を戦うとともにマクラーレン・ホンダのテスト兼開発ドライバーとしてシミュレーターなどでのデータ収集を担当。機会があれば実走行テストの可能性もあるだろう。またチームの一員としてレースに帯同することにもなりそう。こうして日本人ドライバーがF1チームの一員として加わるのは2014年の小林可夢偉以来となる。

松下は「今回、名門チームであるマクラーレン・ホンダの一員になることができ、とても嬉しいです。幼い頃からずっと憧れていたF1の世界に足を踏み入れることは、私にとって大きな意味を持ちます」と心境を語った。

可夢偉がF1を離れて以降は日本人ドライバーの候補がいない状況だったが、今回の松下の起用により再び世界最高峰の舞台に日本人ドライバーが戻ってくる可能性が、少し出てきたのかもしれない。

《吉田 知弘》

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