2015年のドライブレコーダー国内販売数、前年比42%増の61万台…GfKジャパン調べ

自動車 ビジネス 国内マーケット
ユピテル DRY-AS375WGc(参考画像)
ユピテル DRY-AS375WGc(参考画像) 全 3 枚 拡大写真

GfKジャパンは3月8日、ドライブレコーダーの販売動向と、ドライブレコーダーの認知度・購入重視点を発表した。

ドライブレコーダーの販売動向は、全国のカー用品量販店、家電量販店、インターネット等の販売実績を基に国内アフターマーケット市場規模を算出。ドライブレコーダーの認知度・購入重視点は、10月12日から25日の期間、18歳以上の男女を対象にインターネット調査を実施し、1万3059名から得た回答をまとめた。

2015年のドライブレコーダーの国内販売数は、前年比42%増の61万台。交通事故時の証拠映像の記録に役立つ機能のほか、駐車中の監視機能、前方衝突防止機能、車線逸脱警告機能などの安全、安心につながる機能の拡充が目立った。様々な機能を搭載した製品の販売増加により平均価格(税抜)は前年から21%上昇し1万3700円。メーカー参入も続いており、2015年の販売メーカー数は前年の1.3倍の60社超となった。

ドライブレコーダーの認知度については、「知っている」が87%、「どのような製品か具体的には知らないが、名前を聞いたことはある」が10%を占め、ドライブレコーダーはほぼすべてのドライバーに認知されていた。なお、製品を認知しているドライバーのドライブレコーダー保有率は16%。年代別で保有率が最も高かったのは50代で19%に上った。

購入時に最も重視した点については、最多回答が「安価な価格」。購入製品の不満点としては、夜間に撮影した画像の不鮮明さを挙げるドライバーも多くみられた。購入後に実際の撮影画像を見て初めて、自身のドライブレコーダーに不満を抱く消費者も少なくないと推察される。

次に、今後の購入意向者に対して重視点を尋ねたところ、「コストパフォーマンス」が最多回答となり、次いで「カメラの性能(画質等)」があげられた。保有者で最も多かった「安価な価格」は3位となり、機能の向上と、製品理解の進展に伴い、価格志向はやや弱まり、性能を重視する傾向が強まっているようだ。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  3. 日産 リーフ 新型を発表、第3世代は航続600km超のクロスオーバーEV
  4. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
  5. 「欧州のカローラになりそう」ルノーの最新ハイブリッドコンパクトに日本のファンも熱視線!
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る