19歳のホンダ系若手有望株・福住仁嶺、「GP3」デビュー戦で3位表彰台を獲得

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
今季のGP3初戦で表彰台の一角を占めた福住(右端)。
今季のGP3初戦で表彰台の一角を占めた福住(右端)。 全 8 枚 拡大写真

現地14日、F1スペインGPのサポートレースとして開催されている「GP3」シリーズ今季開幕大会の第1レースにおいて、今季が同シリーズ初参戦の19歳、福住仁嶺(ふくずみ にれい)が3位表彰台を獲得した。

【画像全8枚】

「GP3」は、F1の登竜門として知られる「GP2」の直下に位置するフォーミュラレースシリーズで、GP2同様にF1のサポートレースとしての開催が基本。GP3の発足は2010年で、これまでのチャンピオンにはエステバン・グティエレス、バルテリ・ボッタス、ダニール・クビアトといった現役F1ドライバーが名を連ねており、近年、シリーズの存在感がどんどん高まってきている。

福住は徳島出身の19歳で、ホンダの人材育成プログラムに選抜されているドライバー。昨年の全日本F3選手権でホンダエンジン勢最上位のシリーズ4位となった若手有望株だ。今年はGP3を主戦場とすることになった。

福住のGP3での所属チームは「ART Grand Prix」。ARTには、14年の全日本F3王者、やはりホンダの育成選手である松下信治(のぶはる)が昨年から所属してGP2を戦っている。ARTでは昨年、ストフェル・バンドーンがGP2の、そしてエステバン・オコンがGP3の王者となった。バンドーンは今季スーパーフォーミュラに参戦中で、マクラーレン・ホンダからF1デビューも経験済み。オコンは今季DTMに参戦、F1ではルノーのリザーブドライバーを務めている。つまり福住は松下ともども、将来への大きなチャンスをつかんでいるのだ。

GP3今季開幕大会バルセロナ、予選で福住は4位となり、第1レース決勝ではひとつ順位を上げて3位でゴールした。優勝は予選3位だった同じARTのC.ルクレールで、決勝では最終的に2位以降を6秒ほど離して勝利。福住は2位の選手とは1.4秒差だった。

トップ3会見では、質問者に対しての「簡単な英語でお願いします!(笑)」という切り出しから始めた福住。「いい体制で戦えることが、プレッシャーになっていませんか」との問いには「特にストレスを感じたりはしていません。日本にいた時よりも落ち着いてレースできたと思います」と答え、「レースでのタイヤマネージメントはうまくいきましたか」という質問にも「良かったです」と語るなどして、デビュー戦3位の喜びを表わした。好スタートになったことは間違いなく、開幕大会第2レース以降の躍進にも期待がかかる福住だ。

なお、今季のGP3には往年のF1スターであるジャン・アレジと女優の後藤久美子さんの息子、ジュリアーノ・アレジも参戦。彼は今季初戦を22位で終えている。また、GP2もこのスペインGP併催大会から開幕しているが、チャンピオン獲得が期待される松下(昨季1勝)の今季初戦(第1レース)は11位という結果だった。第2レース以降の巻き返しが望まれる。

《遠藤俊幸》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. レーダー式オービスを全網羅! セルスター、新型取締機対応のセーフティレーダー『AR-126A』発売
  2. トヨタ『セリカ』ついに復活へ、GRスポーツ戦略は3本柱に?
  3. 全取締機に対応! ユピテル、レーザー&レーダー探知機2機種を発売 制限速度表示など新機能も
  4. 「これは売れる」「めっちゃいい」トヨタ『カローラクロス』60周年記念車がSNSで話題に!
  5. 【スズキ ジムニーシエラ 新型試乗】ジムニーにACCが搭載される日がくるとは…9年目で進化した5型の走り
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 警察庁、高齢運転者技能検査を見直しへ 合格者の事故率を追跡調査してみたら…
  2. 手放し走行で累計2000万km超、BMWの先進運転支援「Highway Assistant」…高速道路で最高130km/hまで手放し走行可能に
  3. 自動車業界の現場が直面しているサイバーセキュリティの課題と実態【自動車セキュリティ解説 第1回】
  4. 神奈川個人タクシー、電脳交通のクラウド配車システム「DS」導入…S.RIDEとUberにも対応
  5. 東京海上日動パートナーズ、全国8エリアの代理店を一社化…7月に新会社「TNP」発足
ランキングをもっと見る