フィスカー カルマ に コルベット のV8…ディスティノ、量産第一号車を納車

自動車 ニューモデル 新型車
ヘンリック・フィスカー氏(右端)を迎えて新社名で再出発したVLFオートモーティブとディスティノ
ヘンリック・フィスカー氏(右端)を迎えて新社名で再出発したVLFオートモーティブとディスティノ 全 2 枚 拡大写真

米国の自動車ベンチャー企業、VLFオートモーティブは6月6日、新型スポーツカー『ディスティノ』(DESTINO)の量産第一号車を納車した。

VLFオートモーティブは2012年、元GM副社長で、シボレー『ボルト』の開発を主導したことで知られるボブ・ラッツ氏が、実業家のギルバート・ビレリアル氏らと立ち上げた自動車ベンチャー企業。その第一号車として2013年1月、デトロイトモーターショー13で発表されたのが、ディスティノ。

ディスティノは4ドアのスポーツカー。そのデザインは、米国フィスカーオートモーティブのプラグインハイブリッド(PHV)4ドアスポーツ、『カルマ』に似ている。このプロジェクトには、フィスカー創業者のヘンリック・フィスカー氏も協力しており、ディスティノはカルマをベースに開発された。

カルマとの最大の違いは、パワートレイン。PHVシステムを降ろし、GMの先代シボレー『コルベット』の最強グレード、「ZR1」用のLS9型V型8気筒ガソリンエンジンに載せ替えた。6.2リットルV8スーパーチャージャーは、最大出力638hpを引き出す。

6月6日、VLFオートモーティブは、ディスティノの量産第一号車を納車。同社の創業者のひとり、ボブ・ラッツ氏に、シルバーボディの1台が引き渡されている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  2. これで公道走行可能だと? BMW『M2 トラック・パッケージ』がニュルに出現!
  3. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  4. クラシックな雰囲気が人気! ダムドの『ハイゼット/アトレー』向けカスタムボディキットに新作アイテム3点が登場
  5. 次期BMW『X5』の車内を激写! メーターパネル廃止、全く新しいパノラミックiDriveディスプレイを搭載
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る