VAIO大田社長「第3のコア事業を今年度中に立ち上げる」

エンターテインメント 話題
VAIOの大田義実社長
VAIOの大田義実社長 全 1 枚 拡大写真

VAIOの大田義実社長は7月23日の経営方針説明会で、「2016年度はさらなる安定と発展を目指す」と強調。今年度中にPC事業と受託(EMS)事業続く第3のコア事業を立ち上げることを明らかにした。

ただ、その第3のコア事業がどんなビジネスになるのかは具体的に示さなかった。「イメージとしてはEMS事業の発展形になると思う」と大田社長。VAIOのものづくり能力をベースにし、投資や強力なパートナーとのジョイントベンチャーも視野に入れて進めていくそうだ。

そして、その第3のコア事業から生まれた製品について「VAIO」ブランドをつけるかどうかについては、どちらもあり得るとのこと。「自分たちで一貫した事業ができる見込みがある場合、あるいはパートナーと話し合った結果、VAIOブランドを使った方が有利と判断した場合は実行していく」と大田社長は話す。

また、他社との事業統合については「当社は単独で成長し、事業を広げていく考えだ。ただ、今後経済状況が変わったり、製造業界が大きく変化することもあり得るだろう。今のところは誰も予想はできない。将来は統合や提携という道があり得ないわけではないが、最善のリスク管理はVAIOとして単独で生き抜いていける体力をつけることだ」と強調した。

3年目に入ったVAIOは、営業黒字を達成し、ようやく離陸したばかり。安定飛行までにはさまざまな紆余曲折があるかもしれない。

《山田清志》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  2. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  3. “プチカスタム”でサマードライブの楽しさをブーストアップ![特選カーアクセサリー名鑑]
  4. メルセデスベンツ車だけに特化!走りを静かにする「調音施工」認定店が埼玉県三郷市にオープン
  5. 次期BMW『X5』の車内を激写! メーターパネル廃止、全く新しいパノラミックiDriveディスプレイを搭載
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る