VAIO大田社長「第3のコア事業を今年度中に立ち上げる」

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VAIOの大田義実社長
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VAIOの大田義実社長は7月23日の経営方針説明会で、「2016年度はさらなる安定と発展を目指す」と強調。今年度中にPC事業と受託(EMS)事業続く第3のコア事業を立ち上げることを明らかにした。

ただ、その第3のコア事業がどんなビジネスになるのかは具体的に示さなかった。「イメージとしてはEMS事業の発展形になると思う」と大田社長。VAIOのものづくり能力をベースにし、投資や強力なパートナーとのジョイントベンチャーも視野に入れて進めていくそうだ。

そして、その第3のコア事業から生まれた製品について「VAIO」ブランドをつけるかどうかについては、どちらもあり得るとのこと。「自分たちで一貫した事業ができる見込みがある場合、あるいはパートナーと話し合った結果、VAIOブランドを使った方が有利と判断した場合は実行していく」と大田社長は話す。

また、他社との事業統合については「当社は単独で成長し、事業を広げていく考えだ。ただ、今後経済状況が変わったり、製造業界が大きく変化することもあり得るだろう。今のところは誰も予想はできない。将来は統合や提携という道があり得ないわけではないが、最善のリスク管理はVAIOとして単独で生き抜いていける体力をつけることだ」と強調した。

3年目に入ったVAIOは、営業黒字を達成し、ようやく離陸したばかり。安定飛行までにはさまざまな紆余曲折があるかもしれない。

《山田清志》

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