ホンダは8月2日、2016年度第1四半期(4-6月)の世界新車販売(四輪車)の結果を公表した。総販売台数は121万3000台。前年同期比は5.8%増だった。
市場別では、主力の北米が51万台。前年同期に対して、2.6%増と堅調だった。SUVの『パイロット』、ピックアップトラックの『リッジライン』、主力車種の『シビック』のモデルチェンジ効果が出た。
北米に続いたのは、アジアで45万3000台を販売。前年同期比は11.8%増と、2桁の伸び率。ホンダによると、中国市場でSUVを中心に販売が伸びたという。
一方、日本は14万6000台にとどまり、前年同期比は0.7%のマイナス。欧州は4万5000台を売り上げ、前年同期比は40.6%増と大幅増となった。『ヴェゼル』や新型『フィット』が貢献する。
ホンダの2015年度の世界新車販売は、474万3000台だった。