【NHTSA】ジープ グランドチェロキー 2017年型、最高の5つ星評価

自動車 テクノロジー 安全
ジープ・グランドチェロキー
ジープ・グランドチェロキー 全 3 枚 拡大写真

米国NHTSA(運輸省道路交通安全局)は11月28日、ジープブランドの主力SUV、『グランドチェロキー』の2017年モデル(4WD)の衝突安全テストの結果を公表し、最高評価の5つ星と認定した。

NHTSAの衝突安全テストは、前面フルラップ56km/h、側面62km/h、横転テストの3種類で実施。そして、それぞれのテスト結果を星の数で5段階評価し、総合評価を判定する。

またNHTSAは2010年10月、新しい衝突安全テストを導入。例えば、従来は運転席側のみに男性サイズのダミー人形を載せていたが、助手席側にも女性サイズのダミーを載せる方式に変更した。また、側面衝突テストではポール衝突を採用するとともに、衝突防止技術の評価も実施。従来よりも厳しい判定基準となった。

グランドチェロキーの2017年モデルの各テストの結果は、前面衝突が運転席側5つ星、助手席側5つ星。側面衝突は前席が5つ星、後席が5つ星。ポール衝突は5つ星。横転テストは4つ星で、横転のリスクは16.9%と評価された。

この結果、グランドチェロキーの2017年モデルは、NHTSAの衝突テストにおいて、総合評価で最高の5つ星と認定。この結果を受けて、ジープブランドは、「2017年モデルのグランドチェロキーには、70以上の安全装備を採用した」とコメントしている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  2. 「日本版より洒落てる」2026年モデルの米国版トヨタ『カローラ』発表に、日本のファンも注目
  3. ホンダ『プレリュード』新型、インドネシアでは「オールブラック」なプロトタイプを初公開
  4. 中国マイクロEV『小馬』10万台を販売した「かわいいペット」戦略
  5. 快進撃のヤマハ、次は「親しみやすいスーパースポーツ」で勝負!?「鈴鹿8耐2025」注目の1台
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る