デンソーがEV事業を強化、事業部新設…トヨタのEV開発に対応

エコカー EV
トヨタ・プリウスPHV
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デンソーは、2017年1月1日付で、電気自動車(EV)向け事業を強化するため、「エレクトリフィケーションシステム事業グループ」を新設するなどの組織改正を実施する。

主要納入先であるトヨタ自動車がEVへの参入を決めるなど、グローバルでEVの市場投入が本格化する見通しとなっている。このため、電動化分野における一層の開発強化と事業伸展を狙い、「エレクトリフィケーションシステム事業グループ」を新設する。

また、エレクトリックコンポーネント事業部に名称変更する電機事業部と、エレクトリフィケーションコンポーネント事業部に名称変更するEHV機器事業部のシステム開発機能を集約し、電動化分野の開発を強化・加速させるため、「エレクトリフィケーションシステム開発部」を新設する。

全社の計測技術の開発・統括を強化するため、計測技術室を部組織化し、「計測技術部」とする。

一方、機能強化を図る組織改正も実施する。サーマルシステム事業グループとパワトレインシステム事業グループの工機設備部門を工機部に集約、再編する。パワトレイン生産技術開発部を新設し、サーマルシステム生産技術開発部を再編する。

アフターマーケット事業部も再編する。自動車分野のサービス機能をサービス部に集約し、再編するとともに、新事業分野のサービス機能を新事業推進部に移管する。営業部門と技術部門を機能軸で集約し、それぞれアフターマーケット技術室、アフターマーケット営業部として再編する。

《レスポンス編集部》

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