住友ゴム、海外のダンロップブランドを161億円で買収

自動車 ビジネス 企業動向

住友ゴム工業は、英国スポーツダイレクトインターナショナル(SDI)から、海外のダンロップ商標権とダンロップ・ブランドのスポーツ用品事業、ライセンス事業を買収することで合意したと発表した。買収額は1億3750万ドル(約161億円)。

事業の買収および買収後の運営は、住友ゴムとスポーツ事業子会社ダンロップスポーツが共同で設立する新会社ダンロップインターナショナルが担当する。

住友ゴムグループのタイヤ事業は、ダンロップブランドの使用権者だった。今回の買収により、欧米やインド、豪州などを除いて生産拠点のあるタイ、インドネシア、ブラジル、南アフリカなど、86カ国でダンロップ商標権の所有権者となる。

また、スポーツ事業と産業品事業では、今後は全世界でダンロップブランド商品を展開できることになる。ダンロップブランドのスポーツ用品を製造・販売するスポーツ用品事業と、ウエア、シューズ、バッグなどのダンロップブランドのライセンス事業も買収する。

ダンロップインターナショナルの資本金は60億円。住友ゴムが66.7%、ダンロップスポーツが33.3%出資する。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 約10万円で200km以上走るEVバイク登場に「現実的な選択肢」、ベトナムから日本上陸に期待の声
  2. 【フィアット 600ハイブリッド 新型試乗】意外にもBEV版よりスムースで快適! 価格にも「親近感」…島崎七生人
  3. スバル『フォレスター』に早くも「理想の姿」と話題の特別仕様、「最初から出してよ!」の声も
  4. 「スポーツバイクの王者」新型スズキ『GSX-R1000』発表! 40周年で大幅改良、日本市場復活なるか
  5. 航続262kmの新型電動バイクが約10万円から、ビンファストが2モデル発表
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
  5. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
ランキングをもっと見る