【トヨタWRC】18年ぶりの参戦にスタンバイ完了

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
トヨタヤリスWRCのテストカー
トヨタヤリスWRCのテストカー 全 3 枚 拡大写真

トヨタ自動車TOYOTA GAZOO Racingは1月13日、1月19日のWRC(世界ラリー選手権)開幕戦「ラリーモンテカルロ」を控え、18年ぶりのWRC参戦へ準備が整った、と発表した。

ラリー競技の発祥とも言われるラリーモンテカルロは、今年で通算85回目。また、2017年は、新世代WRカーによる新たな時代の幕開けともなる。

トヨタはモータースポーツを通じて、もっといい車づくりを進めていくという理念のもと、復帰初年度を数多くの学びを得るためのシーズンと位置付け、初戦に臨む。

4度のWRC王者であり、4度のモンテカルロ勝利経験を持つトミ・マキネン チーム代表のリーダーシップのもと、世界屈指のラリードライバーであるヤリ-マティ・ラトバラ(10号車)と経験豊富なユホ・ハンニネン(11号車)の両選手が、『ヤリスWRC』のステアリングホイールを握る。そして、競合との厳しい競争の中で、車を鍛え、開発を積み重ねていく。

トミ・マキネン チーム代表は、「ラリーモンテカルロは、一瞬の間に状況が変わりうるラリーなので、リラックスし、柔軟な姿勢で挑むことが重要。ここまで、非常に限られた期間で準備を進めてきたことは大変だった。私は、自身のラリーモンテカルロの経験をドライバーに話したが、最後は、彼らと車に託している。トヨタには、改善に終わりはない、という言葉があるように、参戦を通じ、もっといい車づくりを追及し続けていきたい」と語っている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 洗車で「水シミZERO」、水道に取り付けるだけで純水を生成…サンコーが発売
  2. 【アウディ A5セダン 新型試乗】4ドアクーペ風にあえてしなかった見識に拍手…島崎七生人
  3. 台風や秋雨対策に、大型サイドミラー対応の超撥水ガラスコート「ゼロワイパー」発売
  4. スズキ『アルトラパン』が10年目のビッグマイチェン! 開発者が語る「長く愛される理由」と、それでもデザインを大刷新したワケ
  5. フィアット『デュカト』2台をひとつに、キャンピングカー製造を効率化…独キャラバンサロン2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る