【体験】キャンプ場でスイッチを遊ぶと盛り上がるのか…男3人でやってみたぜ

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【特集】キャンプ場でスイッチを遊ぶと盛り上がるのか…男3人で実際にやってみた
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3月3日についに発売を迎えた、任天堂の新型据え置きゲーム機「Nintendo Switch」。最大の特徴は「TVモード」「テーブルモード」「携帯モード」という3つのプレイモードを兼ね備えていることで、公式サイトやパンフレットでは、屋外やアウトドアでの使用もアピールされています。

インサイド編集部では、そんな「Nintendo Switch」のコンセプトを体現すべく、同機を持って実際にキャンプすることに。男3人という花がない組み合わせですが、いったいどの様な体験になるのでしょうか。

キャンプへ出発!車での移動時間でも大作ゲームを堪能
自宅でプレイしていた『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』の続きを助手席で。
ドライバーがプレイするのは危険なので絶対にやめよう。

3月に入ったとはいえ寒い気温が続く中、朝からキャンプ場へ車で出発。キャンプ場までは約2時間のドライブ。そんな場合にも、ドライバー以外はNintendo Switch(以下、Switch)で遊ぶことができます。タブレットホルダーを設置している車なら、Switchを簡単に車載できます。

ここで思わぬアクシデントが発生。筆者の車にはシガーソケットに接続してコンセントの電源がとれるカーインバーターを搭載しているのですが、純正の充電アダプタでSwitchを充電できるかと思いきや、まったく機能しませんでした。もしかしたら、機器によって相性があるのかもしれません。

キャンプ場へ到着

昼過ぎ頃にキャンプ場へ到着。夕食をゲットするために釣り場へと足を運びます。川によっては釣り禁止の場所や漁遊権が必要になる場合もあるので、事前に調べておきましょう。竿を用意し、仕掛けを垂らして魚がかかるのを待ちます。その間もSwitchがあれば退屈な時間なんてありません。

しばらくして、ニジマスやイワナが数多く釣れて夕食用のノルマを十二分に達成した編集部員は、袋に入った魚を川の水にさらして冷やすことに。夕食の準備まで時間があるため、テントに戻ってじっくりと『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』のダンジョンにチャレンジします。

ゲームに没頭していると、ふと川の方からカラスの声が......。慌ててカラスの声がした方向へ向かってみると、先ほど川の水にさらしていた魚を何匹か持っていかれていました。絶望に暮れる編集部員でしたが、かろうじて人数分の魚は残っており、夕食の準備にはこぎつけられそうで胸をなでおろします。ここは大自然。ゲームに熱中しても、動物たちへの警戒は怠ってはいけない、そんな教訓を胸に刻みました。

釣れたイワナは早速下ごしらえ。
釣った魚を下ごしらえし、夕食の準備ができたら日が暮れるまで自由時間です。編集部員2人はSwitchローンチタイトルの『1-2-Switch』を大自然の中でプレイ。「ピンポン」や「ビーチフラッグ」など収録されている様々なゲームを堪能します。体を大きく動かす今作は、開放的なアウトドア空間と非常に相性が良く、子供の頃熱中していた鬼ごっこや缶蹴りのようなアナログな遊びに近い感覚を思い出させてくれます。

さらなるアクシデントが発生!

「真剣白刃取り」をプレイしているときに悲劇が起きました。横着して「Joy-Con ストラップ」を装着せずにプレイしていたところ、激しい白刃取りのアクションの衝撃でJoy-Conが地面に落下!地面には固い石がゴロゴロしていたため、新品のJoy-Conに傷が入ってしまいました。

Joy-Conを本体から取り外してプレイする際、「Joy-Con ストラップ」を装着していないとどういう事態になるかを身をもって知った編集部員。こんな悲劇が起こらないよう、読者の皆さんはJoy-Conを本体から外して遊ぶときに「Joy-Con ストラップ」を忘れないよう心がけましょう。

キャンプの醍醐味、アウトドアな夕食の時間

火を起こし、先ほど釣った魚を焼きます。丁度いい焼き加減にするには、付きっきりで焼き具合をチェックしなければなりません。そういう時にも、Switchは心強いお供になってくれます。

日が落ちてきて辺りが暗くなってきたところで夕食に。お湯で戻せるご飯を使ってチャーハンを、ニジマスのアラなどをダシに味噌汁も作りました。釣りたてのイワナは塩をつけて焼いただけなのに恐るべき美味しさ!

メインの後には、カンヅメなどを肴にビールで一杯。時間はゆったりと流れます。そんな中、談笑をしながらプレイするSwitchもまた有意義な時間の過ごし方であると感じれます。手元から流れる『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』のBGMが、隣でパチパチと音を立て揺れる炎と相まって、独特の雰囲気をキャンプ場で演出してくれます。

突然、編集部員の1人が、急にオセロがやりたいと言い出します。そこで、スマートフォンのテザリングを使って、Switchの『オセロ』をオンライン購入することに。これは携帯電波がほとんどの地域をカバーするようになった現代ならではのやり方と言えそうです。

ダウンロードが完了し、『オセロ』をプレイする2人。
『オセロ』の普遍的な面白さは健在で、時間を忘れてプレイしていた。
『1-2-Switch』の「ジョイコン回し」も非常に楽しい。
Switchのゲームは、どれも心地よい談笑の時間を生み出す。

夜も更け、テントの中で寝袋に包まる2人。この段階で、Switchのバッテリーは30パーセントほど残っていたので、寝落ちをするかバッテリーが尽きるまで『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』を攻略していきます。

夜明け、そして日常へ

朝になり、朝食を食べたらテントを片付けて帰る準備。Switchとともに過ごした非日常空間はこれでお別れとなります。編集部員たちは、キャンプ場を離れ、そのまま都内に仕事へと向かっていきました。そうなんです。この取材は平日に行われていたのです......。

◆◆◆ ◆◆◆ ◆◆◆
Nintendo Switchは、普通のキャンプ体験に極上のスパイスを与えてくれました。それはボードゲームなどこれまであった遊びの代替えではなく、まったく新しい体験だったように感じます。特に、どこでも据え置き機の大作タイトルが遊べるというのは、時間の使い方を大きく変えていくものです。

休みが少ない社会人でも、家でゲームをプレイするかキャンプに出かけるかのどちらかを選ぶのではなく、どちらとも選べるようになったのですから。一見、些細なものに見えるSwitchの革新は、ゲーマーのみならず人々の生活すら変えていく、そんなポテンシャルを秘めているのかもしれません。

そして、これだけははっきりと言うことができます。「Joy-Con ストラップ」は必ず着けて遊びましょう!

【特集】キャンプ場でスイッチを遊ぶと盛り上がるのか…男3人で実際にやってみた

《インサイド》

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