今年は桜の見ごろまでもう少し! お花見クルーズに合わせてヤマハマリーナを訪ねた

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今年は桜の見ごろまでもう少し! 毎年恒例のお花見クルーズに合わせてヤマハマリーナを訪ねる。
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今年は全国に先駆けて、東京が一番桜の見ごろが早いようだ。陸上でのお花見もいいが、ボートに乗って、水上から愛でる桜もまた格別である。この時期、お花見クルーズを企画しているマリーナも多い。

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ヤマハマリーナ沼津(静岡県)も毎年4月の最初の土日でお花見クルーズを開催しているという。私も体験させていただくべくヤマハマリーナ沼津に伺ったところ「残念ながら今年は桜がめっきり。今年は中止ですね。でもせっかくお越しいただいたのでちょっとこのマリーナ周辺を何カ所かご紹介させてください」とヤマハマリーナ沼津の中村さんが船を出してくださることになった。

ヤマハマリーナ沼津では、ヤマハが全国で展開するヤマハマリンクラブ「シースタイル」会員向けに『YF‐23』と『AS‐21』という二艇がレンタルできる。このマリーナは、シースタイル以前に、浜名湖、琵琶湖とここ沼津のみで展開されてきたライセンス保有者向けの会員制ボートとヨットのレンタルシステム「ヤマハマリンスポーツクラブ」の拠点であるために、多くの利用者に親しまれている。シースタイルではなく、マリンスポーツクラブ向けのレンタル艇『24シエスタ』で出発した。

「ヤマハマリーナ沼津は駿河湾の一番奥にあり、大変海の穏やかな場所にあります。北側には富士山。東には箱根の山々、南側にも伊豆半島の山々があるという地形に囲まれ、風の影響も受けにくいのが特徴です。駿河湾自体は深い場所もあってかなり波が高いこともありますし、西からの風が強い時にはさすがに影響もあります」

「多くの方にご利用いただいているシースタイルのレンタル艇では、AS-21は大瀬崎~沼津港の内側、YF-23ではその少し外側、戸田(へた)港までお出かけいただくことが可能です。内側だけでも、水深は200mほどある場所もありますので、多くの種類の魚を釣ることもできますし、陸からはあまり人のアクセスのない浜辺の近くに係留して、夏は磯遊びや海水浴などが楽しめるエリアが多いのが特徴です」

確かに24シエスタ、150馬力の船外機を動力源にするクルーザーながら、このフラットな乗り心地一つとっても波の穏やかさはよくわかる。マリーナを出発するとたちまち10m、20mと水深が深くなっていく。そして後に広がる波の周りを見ていると、この辺りの水のきれいなさまもよくわかるものだ。

最初にマリーナからまっすぐおおよそ南西に10分ほど進み、平沢港の近くのワラサ根と呼ばれる、場所に到達。深い駿河湾の海底にそびえる山のような場所のてっぺんの水上付近にあたる。ほぼマリーナを出てすぐの場所と同じ程度の深さ15m前後の水深の場所だ。

ここから陸伝いに西の方へ。江梨のあたりまでの海岸線の桜が満開の見ごろを迎えているはずであった。今年はなかなか気温が暖かくならないため少しずつ開花し始めた程度だった。

そしてその江梨のあたりはボートでないとアクセスが難しい地域。プライベートビーチのような浜辺もある。波も静かなので、アンカリングして海水浴、澄んだ海をシュノーケリングするのもお勧めなんだとか。また魚も豊富。冬場はアマダイなども多いが、これからの時期でもイワシなどがかなりいる。そういう意味では通年楽しめるスポットと言えそうだ。

そこから北に進むと。停泊することはできないが、沼津港がある。沼津港には津波から港を守る巨大な、展望台を持つ水門「びゅうお」がある。日本最大級の水門だ。これも見ものの一つだろう。

天候・時間帯によっては、勇壮な富士山を海上から拝むこともできる。桜の見ごろには今年は早すぎたので、マリーナの企画でのお花見クルーズは残念ながら中止となってしまったが、もう1~2週間の間ではかなり見ごろを迎えるのではないだろうか。もちろんそのタイミングで、レンタルできれば、海上からのお花見はまだ可能だ。

波が穏やかで魚も豊富な奥駿河、ヤマハマリーナ沼津周辺はビギナーからベテランまで、幅広いマリンレジャーファンにとって注目すべきスポットが盛りだくさんなようである。ボート初心者も、フィッシング初心者はもちろん「シースタイルの会員の方にはぜひ釣りを楽しんでいただきたい。魚の種類では他のマリーナさんに負けないと思いますよ」とマリーナでは胸を張る。

《中込健太郎》

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