マツダ米国販売7.9%減、新型 CX-5 は新記録 5月

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マツダCX-5
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マツダの米国法人、北米マツダは6月2日、5月の米国新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は2万6047台。前年同月比は7.9%減と、2か月連続で前年実績を下回った。

乗用車系は、軒並み不振。主力車種の『マツダ6』(日本名:『アテンザ』)が、2708台を販売。前年同月比は46%減と、4か月連続で減少した。『マツダ3』(日本名:『アクセラ』)は、6775台。前年同月比は32.9%減と、13か月連続の前年実績割れ。先代モデルを販売してきた『マツダ2』(日本名:『デミオ』)は、在庫販売が終了。導入中止となった『マツダ5』(日本名:『プレマシー』)も、在庫販売が終了した。

一方、ライトトラック(ピックアップトラックやSUV)系は、米国でのSUVブームに乗って好調。『CX-5』が、1万1819台と5月の新記録を打ち立てた。新型の発売により、前年同月比は18.9%増と、2か月連続で前年実績を上回る。『CX-9』は1982台で、前年実績のおよそ3.2倍と、12か月連続で増加した。『CX-3』は前年同月比2.1%減の1537台と、5か月連続のマイナス。

スポーツカーでは、『MX-5ミアタ』(日本名:『ロードスター』)が1226台を販売。前年同月比は22.6%増と、6か月連続の前年超え。米国での根強いファンに支えられ、販売を伸ばす。

マツダの2016年の米国新車販売台数は29万7773台。前年比は6.7%減と、マイナスに転じた。2017年1~5月は、11万9124台を販売。前年同期比は、0.1%増と微増ながら、前年実績を上回っている。

《森脇稔》

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