ダイムラーのモビリティ子会社、位置情報アプリプロバイダーを買収

自動車 ビジネス 企業動向
Familonet社の公式サイト
Familonet社の公式サイト 全 1 枚 拡大写真

ダイムラーは8月4日、子会社でモビリティサービスを手がけるムーベル(Moovel)グループを通じて、位置情報アプリのプロバイダー、Familonet社を買収すると発表した。

Familonet社は2012年、ドイツ・ハンブルクに設立された新興企業。Familonet社の位置情報アプリは、ドイツ、米国、ブラジル、インドなど、世界中の200万人以上が利用している。

一方、ダイムラー傘下のムーベルグループは、予約や支払いなど、さまざまなモビリティサービスへのアクセスが必要な都市のモビリティのためのオペレーティングシステムを提供。ムーベルのモビリティアプリは、ドイツでは、公共交通機関、カーシェアリングの「car2go」、mytaxiなどに対応。ほとんどのサービスは、ムーベルのアプリを介して、簡単に予約と支払いが行える。

ムーベルグループはFamilonet社を買収することにより、世界中で位置情報機能を利用した日常的なコミュニケーションを簡単にする。このライブロケーティングは、将来の都市のモビリティのためのソリューションを開発するために使用することができる。

なお、200万人の登録ユーザーを持つFamilonetアプリは、今後も提供される予定。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. そのホイール、何年使ってる? 知られざるアルミホイールの寿命と見極め術~カスタムHOW TO~
  2. 2人乗りの特別なトヨタ『シエンタ』登場に「日本一周したい」「こういうの欲しかったんだよ」など反響
  3. ファン必見!『ミニGSX-R』は1000台注文あれば販売される!?「鈴鹿8耐」最注目の“スズキの隠し球”
  4. ダンロップのオールシーズンタイヤが安く買えるようになる?…独占禁止法の疑い
  5. 内装はまるで「地中海のヨット」! VWが新型キャンピングカー『グランドカリフォルニア』発表へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る