ボルボの全モデル電動化、国連「グローバル・コンパクト」が認定

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ボルボS90、V90、XC60、XC90のプラグインハイブリッド車、T8
ボルボS90、V90、XC60、XC90のプラグインハイブリッド車、T8 全 1 枚 拡大写真

スウェーデンのボルボカーズは9月22日、同社の全車電動化戦略が、国連の「グローバル・コンパクト」から認定された、と発表した。

国連のグローバル・コンパクト(UNGC)は、各企業や団体が責任ある創造的なリーダーシップを発揮することによって、社会の良き一員として行動し、持続可能な成長を実現するために、世界的な枠組み作りに参加する自発的な取り組みを指す。

2017年7月、ボルボカーズは2019年以降に発売する全ボルボ車のパワートレインを電動化すると発表。ボルボカーズのこの発表を契機に、他の複数の欧州自動車メーカーが全車電動化を打ち出すなど、大きな影響を与えた。

国連は、グローバル・コンパクトの最新レポートにおいて、ボルボカーズによる全車電動化の発表を、「画期的な電化戦略」と高く評価。国連は持続可能な発展目標を支援するために、グローバル・コンパクトに参加する企業や団体が行った行動を調査し、ボルボカーズなど10社の功績を讃えている。

ボルボカーズのサステナビリティディレクター、スチュアート・テンプラー氏は、「自動車産業はその責任に目覚めている。ボルボカーズは、電動化の未来に向けて、業界をリードするコミットメントを表明していることを誇りに思う」と述べている。

《森脇稔》

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