【東京モーターショー2017】スバル、S208 など2モデルを限定抽選販売へ

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スバルS208
スバルS208 全 3 枚 拡大写真

SUBARU(スバル)は9月25日、第45回東京モーターショー2017への出展概要を発表し、今回も15年のショーに続いて特別仕様のハイパフォーマンスモデルを抽選で限定販売する計画を明らかにした。

限定販売は前回15年の東京モーターショーでは1モデル(400台)のみだったが、好評だったため今回は2モデルで計550台に増やす。中心となる車種は『WRX STI』をベースとするSシリーズの最新モデルとなる『S208』で、450台を販売する。15年のショーで限定販売した『S207』の進化版となる。

S208は、スバルと同社のモータースポーツ統括会社、スバルテクニカインターナショナル(STI、東京都三鷹市)との共同開発によるもので、スバルのハイパフォーマンスカーのトップエンドに位置付けられる。WRX STIをベースにしたSシリーズは、2000年に発売した『インプレッサS201STIバージョン』が最初となるが、エンジン出力や加速性能などに磨きをかけ「Sシリーズ史上で最高の性能と質感を実現した」(広報部)という。ちなみにS207の最高出力は328馬力であり、これを上回る性能となる。

もうひとつの限定販売車は、スポーツカー『BRZ』の最上級グレードとしてSTIと共同開発した「BRZ STI Sport」の外装色を特別に設定した「クールグレーカーキ Edition」で、100台を抽選で売り出す。スバルは、2020年までの中期経営ビジョンでSTIブランドを活用した商品戦略の強化を打ち出しており、今回の限定販売モデル拡充はその一環となる。

両モデルの性能や価格、あるいは抽選方法などについては10月25に予定されている東京モーターショーのプレスデーで公表する予定だ。

今回のショーではワールドプレミアも1台出品する。運転支援システムである「アイサイト」を中核とした高度運転支援技術の搭載で、安全の将来ビジョンを提示するスポーツセダンの「VIZIV(ヴィジヴ)PERFORMANCE CONCEPT」であり、9月25日にはフォルムの一部を公開した。
スバルは「New SUBARU Story ~モノをつくる会社から、笑顔をつくる会社へ~」をコンセプトに出展する。…

《池原照雄》

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