ケーニグセグ アゲーラ RS、量産車の世界最高速記録…447km/hでヴェイロン超えた

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ケーニグセグ アゲーラ RSが米国ネバダ州で447km/hの最高速を計測
ケーニグセグ アゲーラ RSが米国ネバダ州で447km/hの最高速を計測 全 3 枚 拡大写真

スウェーデンのケーニグセグ(Koenigsegg)社は11月4日、『アゲーラRS』が447km/hの最高速を計測し、量産車による世界最高速記録を達成した、と発表した。

アゲーラ RSは、「アゲーラ」シリーズの頂点に立つ『アゲーラ R』をベースに、さらなる高性能化を図ったモデル。アゲーラ Rは、5.0リットルV型8気筒ツインターボエンジンを搭載。最大出力1115hp、最大トルク122.4kgmを引き出す。乾燥重量1330kgの軽量ボディと、7速デュアルクラッチトランスミッションとの組み合わせにより、0~100km/h加速2.9秒という世界最高峰の性能を可能にしていた。

アゲーラ RSでは、同社初の「メガ・カー」(最大出力が1メガワット、100kW=1360ps)となった『One:1』のノウハウを応用。エアロダイナミクス性能や冷却性能の向上に、One:1の技術を導入する。5.0リットルV型8気筒ツインターボエンジンも、専用チューン。最大出力1115hpから1160hpへ、45hp強化された。

今回、ケーニグセグはこのアゲーラ RSを米国ネバダ州に持ち込み、公道を封鎖して最高速計測を実施。ドライバーには、ケーニグセグのファクトリードライバーのNiklas Lilja氏を起用。この結果、アゲーラ RS は447km/hの最高速を計測した。

このタイムは、ブガッティ『ヴェイロン』を超えるもの。ヴェイロンは2010年、量産車による当時の世界最高速記録、431.072km/hを打ち立てていた。ケーニグセグ アゲーラ RSは、ヴェイロンの最高速をおよそ16km/h上回ったことになる。

《森脇稔》

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