「歩行者はいない」と思い込みがち---路上に倒れこんでいた高齢女性、はねられて死亡

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死亡した女性はコンビニエンスストアからの買い物帰りで、何らかの理由で路上に倒れこんでいたものとみられる。

深夜~未明の時間帯だと「歩行者はいない」と思い込みがちだが、そうした慢心が事故を呼び込んでしまうこともある。夜間こそ周囲の状況に気を配りながら走行したい。

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9日午前4時15分ごろ、北海道札幌市西区内の市道で、路上に倒れこんでいたとみられる高齢女性に対し、進行してきた乗用車が衝突する事故が起きた。女性は収容先の病院で死亡。警察はクルマの運転者を逮捕している。

北海道警・札幌西署によると、現場は札幌市西区発寒16条3丁目付近で片側1車線の直線区間。横断歩道や信号機は設置されていない。81歳の女性は車道上に倒れこんでいたところ、進行してきた乗用車にはねられた。

女性は近くの病院へ収容されたが、全身強打が原因で約3時間後に死亡。クルマを運転していた同区内に在住する46歳の男にケガはなく、警察は自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)の現行犯で逮捕。女性死亡後は容疑を同致死に切り替え、調べを続けている。

現場は夜間の見通しが悪い区間。聴取に対して男は「急ブレーキを掛けたが間に合わなかった」などと供述しているようだ。警察では事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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