PSA、中国ファーウェイと提携…コネクトカー向けソフト開発へ

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PSAグループのコネクトカー向けソフトのイメージ
PSAグループのコネクトカー向けソフトのイメージ 全 1 枚 拡大写真

PSAグループは11月14日、フランスで開催した「モビリティトーク」イベントにおいて、中国のファーウェイ(HUAWEI、華為技術)との間で、コネクテッドカーのソフト開発で提携すると発表した。

ファーウェイは1987年、中国の深センに設立されたICTソリューションプロバイダー。携帯電話、タブレット、ウェアラブル、モバイルブロードバンドデバイス、家庭用デバイスなど、幅広い製品を手がけている。スマートフォンでは、出荷台数・シェアともに世界第2位。

PSAグループは、「コネクテッド・ビークル・モジュラー・プラットフォーム」(CVMP)と呼ばれる新しいプラットフォームを、ファーウェイと共同開発。CVMPは車とクラウド間のすべてのデジタルデータのやり取りを安全に管理し、データの完全性、信頼性、機密性を保持する。

またCVMPは、遠隔操作によるオンデマンド自動車診断やバッテリー充電などのリモートコントロールソリューションをはじめ、新しいサービスを導入することも可能にする。OTAによるソフトウェアの更新、交通情報、ナビゲーション、カーシェアなど、カスタマイズされたサービスを提供する。

新しいプラットフォームの最初のアプリケーションは、2018年以降、欧州と中国の顧客向けに導入する予定。その後、世界の他の地域にも、拡大展開していく。

《森脇稔》

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