デンソー、米ベンチャーに出資…ライドシェアなどの新モビリティ事業を強化

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ActiveScaler社の公式サイト
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デンソーは1月5日、米国のベンチャー企業のActiveScaler社に出資した、と発表した。

ActiveScaler社は、カリフォルニア州に本拠を置くベンチャー企業。AI(人工知能)を活用した「MaaS」(Mobility-as-a-Service、ライドシェアやカーシェアを指す)向けシステムを開発している。

デンソーは今回の出資により、サービスニーズの多様化と効率化への対応が求められるタクシーやトラックなどの商用車を使う事業者が、新しいサービスを迅速に開発し、市場展開できるよう推進するとともに、将来のモビリティ社会やMaaS時代を見据えたエコシステムの実現に取り組む。

またActiveScaler社は、デンソーからの出資を利用して、MaaS運用に必要なシステムを一元的に提供する「Managed MaaS」システムの開発を加速。ソフトウエアやハードウエアのコスト増、システム統合の複雑化など、クローズドシステム特有の従来型フリート管理システムの課題を解決する拡張性とモジュール性に優れたアーキテクチャを開発していく。

デンソーはActiveScaler社への出資を通じて、ライドシェアなどの新しいモビリティサービスを手がける事業者のビジネスニーズにも対応したシンプルなシステム実装を追求。MaaSと先進的な自動車技術を融合することにより、将来のモビリティ社会に新たな価値を提供する、としている。

《森脇稔》

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