日野、世界販売過去最高を更新…通期見通し上方修正 4-12月期決算

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日野自動車 決算説明会
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日野自動車が1月31日に発表した2017年度第3四半期累計(4-12月期)連結決算は国内外で販売が好調だったことに加えて、為替が円安に推移したことで営業利益が前年同期比21.5%の増益となった。これを受けて通期見通しを上方修正した。

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日野の第3四半期累計の世界販売台数は前年同期比8.4%増の13万7692台と過去最高を記録。この結果、第3四半期の売上高も同9.7%増の1兆3280億円と過去最高を更新した。営業利益は613億円となった。

日野の佐藤真一常務役員は同日、都内で開いた決算説明会で「海外はアフリカを除き、すべての地域で前年を上回った」とした上で、「海外は総じて過去2~3年踊り場状態だったが、ここで増加基調に転じたといえる」との認識を示した。

また「アメリカでの販売が日野として初めてタイを抜いて2位の市場となった。第3四半期累計で販売が1万台を超えたのも初めて」とも明かした。

一方、国内販売は「総需要が2009年以来の前年割れの中、日野の販売は過去2番めの高水準となる4万6669台、かつすべてのセグメントで販売シェアをアップしている」と述べた。

これを受けて通期の業績予想を売上高で100億円、営業利益で30億円それぞれ上方修正した。佐藤常務は「第3四半期累計の進捗は、為替の影響を除くと販売面、原価変動ともにほぼ計画通りで、年度見通しは為替変動分だけを見直したという内容」と説明した。

通期予想は上方修正したものの、第4四半期だけを取り出してみると、第3四半期までの増収増益から一転して減収減益になる見通しとなる。佐藤常務は「為替が前期は大幅円安だったが、これが今期はマイナス要因になる。また前期は国内販売が非常に高水準だったが今期はそこまではいかない」ためとした。

その一方で「第4四半期の海外についてはタイが若干弱含みではあるが、それ以上にインドネシアが好調であるので、供給面から急な増産は難しいものの、海外全体では上振れの余地があるとみているので、販売面でのオポチュニティをしっかり獲って、さらに良い結果を狙って18年度に向けて弾みをつけていきたい」とも語り、さらなる上積みに期待を示した。

《小松哲也》

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