日本発「空飛ぶクルマ」実現へ、NECが無人航空機の制御技術を提供

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空飛ぶクルマ「SkyDrive」のイメージ
空飛ぶクルマ「SkyDrive」のイメージ 全 1 枚 拡大写真

空飛ぶクルマの開発を進める「CARTIVATOR(カーティベーター)」は3月27日、新たにNECとスポンサー契約を締結したと発表した。

CARTIVATORは、陸空両用で長い滑走路や大型車庫などを必要としない、世界最小の空飛ぶクルマ「SkyDrive」の開発をめざし、2012年より活動を開始。会社員・学生など約100名が余暇等を利用して活動に参加している。開発は順調に進み、2014年に5分の1スケールの機体で飛行に成功。現在では無人機1分の1スケールの試作機開発を進めており、2018年夏に一般公開を予定している。

CARTIVATORには、トヨタグループ15社をはじめ、パナソニック、ナショナルインスツルメンツなどがその活動を支援している。今回、NECは、CARTIVATORのミッションや取り組みに賛同し、スポンサー契約を締結。社会ソリューション事業で培ってきた無人航空機の制御技術を提供することで、CARTIVATORの空飛ぶクルマの実現に向けた取り組みを加速させていく。さらに、今後は無人航空機の管制技術、電波監視技術、サイバー攻撃対策技術についても技術協力を予定している。

《纐纈敏也@DAYS》

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