マクラーレン セナ 発表、しかしすでに完売…日本の道を走るのは何台?

自動車 ニューモデル 新型車
マクラーレン・セナ
マクラーレン・セナ 全 10 枚 拡大写真

22日に日本でお披露目されたマクラーレンの最高峰モデル『セナ』。しかしながら、世界限定生産の500台は、すべてオーナーが確定している。「ヘリコプターのパイロットが得る360度の視界にインスパイアされた」という強化ガラス製の透明なドアが斬新なこのモデルは、これから買おうと思ってお金を積んでも手に入らないのである。

マクラーレンは日本における販売台数を公表していないが、『P1』から始まったロードカーの累計売り上げ台数は世界3位。実は、マクラーレンにとって日本はお得意様といっていいポジションなのだ。

そうなると興味深いのが、このセナは世界限定500台のうちの何台が日本に上陸するかである。マクラーレン・オートモーティブアジア日本代表の正本嘉宏氏によると、その台数は「十数台」とのこと。この数を多いととるか少ないとするかは判断が難しいが、マクラーレンの最高峰のモデルを所有できるとはなんともうらやましい限りである。

ちなみに日本向けの定価は日本円ではなくポンド建てで定められていて67万5000ポンド(現在のレートで1億円強)。購入時の為替レートによって日本円での支払額が変化する仕組みだ。

そしてこの日本向けの定価は、「ほかの国に比べると安い」と正本氏はいう。実際に本国イギリスでの定価(日本同様に消費税込みだが税率が高い)は75万ポンド(約1億2000万円)だ。

《工藤貴宏》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  2. これで公道走行可能だと? BMW『M2 トラック・パッケージ』がニュルに出現!
  3. Uber Taxi、埼玉県で初のサービス開始…千葉県でも大幅エリア拡大
  4. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  5. 次期BMW『X5』の車内を激写! メーターパネル廃止、全く新しいパノラミックiDriveディスプレイを搭載
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る