ルノー ルーテシア、クラッチが滑り走行困難となるおそれ リコール
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EDCトランスミッションのインプットシャフトシールにて、材質の選定が不適切なため、トランスミッション内部の熱によりシールが硬化するものがある。そのため、インプットシャフトとの接触面が早期に摩耗し、気密性が低下。トランスミッションオイルがクラッチハウジング側に漏れ、最悪の場合、発進時や登坂時にクラッチが滑り、走行が困難になるおそれがある。
改善措置として全車両、インプットシャフトシールを対策品に交換する。また、漏れたオイルがクラッチディスクに付着している場合は、クラッチキットを新品に交換する。
不具合は290件発生、事故は起きていない。市場からの情報により届け出た。
《纐纈敏也@DAYS》