メルセデスベンツ Cクラス、ディーゼルPHVを欧州で設定 ブランド初

メルセデスベンツ Cクラス のディーゼルPHV「C300de」
メルセデスベンツ Cクラス のディーゼルPHV「C300de」全 9 枚
メルセデスベンツは10月10日、ブランド初のディーゼルエンジンを基本にしたプラグインハイブリッド車(PHV)を、『Cクラス』(Mercedes-Benz C-Class)の欧州仕様車に設定すると発表した。

メルセデスベンツは従来、CクラスやEクラス、SUVの『GLC』などに、PHVグレードとして、「350e」をラインナップ。この350eはガソリンエンジンを基本にしたPHV。

これに対して、今回発表されたのは、ディーゼルエンジンを基本にしたPHVで、「C300de」グレードを名乗る。新世代の「OM 654」型ディーゼルエンジンを搭載。ディーゼルの市販PHVは、メルセデスベンツブランド初。セダンとステーションワゴンに用意される。

PHVパワートレインは、エンジンが直噴2.0リットル直列4気筒ターボディーゼル。最大出力194hp/3800rpm、最大トルク40.8kgm/1600~2800rpmを発生する。モーターは、最大出力122hp、最大トルク44.9kgm。エンジンとモーターを合わせたシステム全体では、306hpのパワーと71.4kgmのトルクを引き出す。トランスミッションは9速AT の9Gトロニック。0~100km/h加速5.6~5.7秒、最高速250km/hの性能を発揮する。

二次電池は、蓄電容量13.5kWhの新開発リチウムイオンバッテリー。EVモードでは、最大57kmをゼロエミッション走行できる。最高速はおよそ130km/h。充電は、急速チャージャーを利用すれば、およそ1時間30分で完了する。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ライズ』がカラフルに変身!? フルーツがテーマ『ハバナ フルーティーポップ』、キャルズモーターが発売
  2. 「じゃじゃ馬っぽくていい」ホンダ『ヴェゼル RS』先行公開に早くも反響! デザインと性能に注目
  3. 新型取締機「JMA-520/401」に対応、セルスターがコンパクトな一体型レーダー探知機を発売
  4. ネオレトロ感漂う新型ホイール「+81Wheel」、阿部商会「ラ・ストラーダ」ブランドから発売
  5. アウディが新型コンパクトカーを開発中!? エントリーレベルの『A1』と『Q2』後継モデルはBEVに
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る