JapanTaxiが個人情報保護委員会から指導、カメラを使って性別判定・広告配信

JapanTaxiが開発した広告タブレット/決済機付きタブレット
JapanTaxiが開発した広告タブレット/決済機付きタブレット全 2 枚

タクシー配車アプリを提供するJapanTaxiは、利用者に無断で車内に設置したカメラを使って性別を推定して、広告の表示内容を変えていたとして、個人情報保護委員会から指導を受けていたことを明らかにした。

個人情報委員会は、同社が展開する、タクシー車両搭載の広告配信用タブレットが行う端末フロントカメラによる性別の推定機能について、利用者に対してカメラの存在、利用目的の通知が不十分として指導した。

同社では、指導を受けて、タクシー乗客に対して、タブレット上で説明する機能の開発を進めており、4月に公開する予定としている。

また、性別を推定するために取得する顔画像と、位置情報、顧客情報とを紐付けはしていないとしている。端末のバッファ上で性別を推定した直後に破棄し、端末上にもネットワーク/システム上にも保存していないとしている。

一方、同社は昨年10月30日に第三者の広告利用を目的とした位置情報等の取得を停止し、データ取得のためのSDKも削除したと公表している。

JapanTaxiは日本交通の関連会社。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』が日本導入…6月の新型車ランキング
  2. トランプ関税に「ジタバタしない」姿勢のトヨタも、米国市場で7月1日から値上げ[新聞ウォッチ]
  3. クーペSUVに進化! アルファロメオ『ステルヴィオ』次期型を完全プレビュー
  4. 雨天・高速走行時の浮き上がりを防ぐ! ダイハツ『エッセ』など4車種用「スポーツエアロワイパーブレード」を発売
  5. 【ダイハツ ムーヴ 新型試乗】「カッコよさ」盛り込んだ軽ハイトワゴンの逆襲…中村孝仁
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る