トヨタ レビン 新型を発売、ハイブリッドも設定---11万5800元から

トヨタ・レビン 新型
トヨタ・レビン 新型全 10 枚
トヨタ自動車の中国部門は5月21日、新型『レビン』(Toyota Levin)を発売した。

初代中国レビンは2014年4月、北京モーターショー2014で発表された。日本では「ハチロク」(AE86型)で有名なレビンの名前が、中国で新型セダンのネーミングとして、復活を遂げた。レビンは中国では、『カローラセダン』の兄弟車に位置付けられる。

このレビンが、初代のデビューからおよそ5年を経て、2世代目にモデルチェンジを行った。トヨタの中国合弁(乗用車)には、第一汽車との合弁の一汽トヨタ、広州汽車との合弁の広汽トヨタの2社がある。レビンは、広汽トヨタから中国市場に投入される。

新型レビンは、新型カローラセダンの兄弟車だ。ヘッドライトやグリル、バンパー、テールランプのデザインを変えることで、両車は異なるキャラクターに仕上げられている。新型カローラセダンに対して、新型レビンではスポーティさが強調された。

新型レビンのボディサイズは、全長4640mm、全幅1780mm、全高1435mm、ホイールベース2700mm。初代モデルに対して、10mm長く、5mmワイド、45mm背が低い。2700mmのホイールベースは変わっていない。

新型レビンには、車載通信システムの「DCM」(データ・コミュニケーション・モジュール)を標準装備した。これにより、24時間・365日ユーザーを見守り、ジャストインタイムなサービスなどを可能にする「トヨタコネクティッド」が全グレードに設定される。

また、パワートレインは、1.2リットル・ガソリンエンジンとハイブリッドの2種類を設定した。現地ベース価格は、11万5800元(約185万円)と発表されている。

《森脇稔》

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