青函トンネル全域で携帯OK…北海道新幹線のトンネルで半分以上が圏内に 9月5日から

新青森駅に進入する新函館北斗行き『はやぶさ』。2016年5月25日。
新青森駅に進入する新函館北斗行き『はやぶさ』。2016年5月25日。全 3 枚

JR北海道は8月29日、青函トンネル全域での携帯電話サービスを9月5日から開始すると発表した。全長53.9kmにおよぶ青函トンネルの圏外が解消する。

JR北海道は2018年6月、鉄道トンネルや医療施設などの公共施設で圏外を解消するために行なう国の「電波遮へい対策事業」に基づき、同社の負担割合ゼロで、北海道新幹線が通過する青函トンネルの圏外解消に取り組むことを明らかにしていた。

そして、今年4月17日からは青森県側の竜飛(たっぴ)定点(旧竜飛海底駅)と北海道側の吉岡定点(旧吉岡海底駅)との間でサービスを開始。今回は残る青森県側の青函トンネル入口~竜飛定点間、北海道側の吉岡定点~青函トンネル出口間の計30.6kmでも開始される運びとなった。

これにより、北海道新幹線新青森~新函館北斗間にある延べ約97kmのトンネルのうち、約55kmが通話可能となり、残る約42kmについても引続き工事を進めていくとしている。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  2. トヨタ RAV4 新型の価格は390万~630万円と予想…電動グレード体系に再編
  3. メルセデスベンツ『ウニモグ』、低床仕様登場…荷台高1200mm以下で作業効率向上
  4. トヨタ RAV4 新型の競合は? 価格帯別にライバルを予想する
  5. “空気圧が減る理由”を徹底解説! 今日から始める賢いタイヤ管理術~Weeklyメンテナンス~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  5. アステモの軽EV用インホイールモーターやジヤトコの2モーターK12マーチなど、国内サプライヤー技術が熱い!…人とくるまのテクノロジー展2025
ランキングをもっと見る