BMW X6 新型、「M50i」は530馬力ツインターボ…フランクフルトモーターショー2019

ホイールベースの延長で室内が拡大

12.3インチツイン画面のフルデジタルコクピット

最新の先進運転支援システム

「M50i」は0~100km/h加速4.3秒

BMW X6 新型(フランクフルトモーターショー2019)
BMW X6 新型(フランクフルトモーターショー2019)全 21 枚

BMWは、フランクフルトモーターショー2019(Frankfurt Motor Show)において、新型『X6』(BMW X6)をワールドプレミアした。

画像:BMW X6 新型

初代X6は2008年1月、米国で開催されたデトロイトモーターショー2008で発表された。初のSUVの『X5』で成功を収めたBMWが、SUVにクーペデザインを導入し、X5のクーペ版として誕生したのが初代X6だ。BMWはX6を、「スポーツ・アクティビティ・クーペ」と呼ぶ。2014年秋、フランスで開催されたパリモーターショー2014において、現行型の2世代目X6が発表された。この現行X6がデビューからおよそ5年を経て、3世代目となる新型が、フランクフルトモーターショー2019でワールドプレミアされた。

ホイールベースの延長で室内が拡大

新型も、X6ならではのクーペシルエットは健在だ。新型のボディサイズは、全長4935mm、全幅2004mm、全高1696mm、ホイールベース2975mm。先代モデルに対して、全長は26mm伸び、全幅は15mmワイドに、全高は6mm低くなった。ホイールベースは42mm長い。室内スペースを拡大しながら、低重心を強調する存在感あるシルエットを採用する。フロントは、一体型フレームで縁取られた大型キドニーグリルを装備。ヘッドライトには、最新のLED技術が盛り込まれる。リアはスリムなLEDテールランプが特長だ。

新型では初めて、照明付きキドニーグリルがオプションで選択できる。車両のドアロックのオン/オフに連動して、キドニーグリルが光る。手動で、オン/オフを切り替えることもできる。BMW X6 新型BMW X6 新型

12.3インチツイン画面のフルデジタルコクピット

インテリアには、ドライバーに必要な情報を適切なタイミングで伝えることをコンセプトにした新しいBMWの表示・操作システム「BMWオペレーティングシステム7.0」を導入する。カスタマイズできる12.3インチのコントロールディスプレイと、12.3インチのフルデジタルメーターパネルを装備した。

コントロールディスプレイは、より使いすく最適化されたメニュー表示により、さまざまな機能や設定にアクセスしやすくなった。ステアリングホイールのボタン、センターコンソール付近に配置されている「iDrive」コントローラー、タッチ操作に対応したディスプレイ、音声コントロールとジェスチャーコントロールを備え、状況に応じてドライバーが最も操作しやすい方法で、必要な情報や設定にアクセスできる。

最新の先進運転支援システム

新型X6には、最新の先進運転支援システムを装備している。ストップ&ゴー機能付きのアクティブクルーズコントロール、車線変更警告システムのレーンチェンジウォーニング、車線逸脱警告システムのレーンディパーチャーウォーニング、ステアリング&レーンコントロールアシスト、サイドコリジョンプロテクション、事故回避ステアリング付きの衝突回避・被害軽減ブレーキ、クロストラフィックウォーニングが採用されている。

パーキングアシスタントには、リバースアシスト機能が導入された。車両が直前に前進したルートを最大50mまで記憶し、その同じルートをバックで正確に戻ることができる。この機能を活用することで、例えば細い道に誤って迷い込んだ際など、安全かつ正確に、元のルートに復帰することが可能だ。BMW X6 新型BMW X6 新型

「M50i」は0~100km/h加速4.3秒

新型には、ガソリンエンジンとディーゼルエンジンが用意される。最高峰に位置するのが「M50i」グレードだ。直噴4.4リットルV型8気筒ガソリンツインターボエンジンには、最新のMツインパワーターボテクノロジー、新設計のクランクケース、ピストン、クランクシャフト、Vバンクに配置された大容量ターボチャージャーを採用。最新の可変バルブコントロールと可変ダブルVANOSカムシャフトコントロールも搭載する。最大出力は530hp/5500~6000rpm、最大トルクは76.5kgm/1800~4600rpmを獲得する。

トランスミッションは8速「ステップトロニック」で、ステアリングホイールには、パドルシフトが組み込まれた。4WDの「xDrive」システムは、路面状況に応じて、前輪と後輪の間で駆動トルクを素早く正確に配分する。あらゆる天候や道路状況での走行安定性を向上させるだけでなく、後輪駆動寄りの設計により、ダイナミックな走行を可能にしている。ローンチコントロールも採用した。動力性能は0~100km/h加速4.3秒、最高速250km/h(リミッター作動)の性能を備えている。

《森脇稔》

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