TOYO TIRE、マレーシア新工場棟の稼働開始 生産能力は2倍へ

TOYO TYRE MALAYSIA SDN BHD
TOYO TYRE MALAYSIA SDN BHD全 1 枚

TOYO TIREは、マレーシアのタイヤ工場「TOYO TYRE MALAYSIA SDN BHD(TTM)」にて新しい生産工場棟が竣工、生産を開始したと発表した。

TTMは、2013年5月に操業を開始し、以来、東南アジアだけでなく、北米や欧州、日本などの世界市場に供給するグローバルハブとしての機能を果たしている。同社は中期経営計画の中で「タイヤ事業の利益極大化に向けた事業基盤の強化の実現」を方針として掲げており、今回の新工場棟建設は、これに向けた施策の一つとして位置づけるもの。同社が競争優位性を有するピックアップトラック/SUV/CUV用を中心とした大口径タイヤの供給体制をさらに強化する狙いだ。

新工場棟のキャパシティは、年産約500万本の既存工場棟と同等規模。10月より生産を開始し、順次生産設備の増強を図りながら、第1ステップとして年産240万本まで生産供給量を高めていく計画で、北米向けにSUV用大口径タイヤの生産供給を補完し、マレーシア工場全体として品種構成をより厚くしていく予定だ。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 内装はまるで「地中海のヨット」! VWが新型キャンピングカー『グランドカリフォルニア』発表へ
  2. 日本とは違う『カローラセダン』に「GRスポーツ」が登場、ステアリングもGRがチューニング
  3. 航続262kmの新型電動バイクが約10万円から、ビンファストが2モデル発表
  4. 新世代MINI『クーパー』と『エースマン』に全身ブラックの「モノクローム」登場
  5. 初公開の『黒いプレリュード』に「ワクワクしますな!」、SNSで高評価集まる
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る