ポルシェ 911 をオフローダーに…トーヨータイヤがSEMA 2019で発表へ

バハ 911のイメージスケッチ
バハ 911のイメージスケッチ全 1 枚

トーヨータイヤ(Toyo Tires)の米国部門は、米国ラスベガスで11月に開催されるSEMAショー2019において、ポルシェ『911』(Porsche 911)のカスタマイズオフロードモデル、『バハ911』を初公開すると発表した。

同車は、964型の1991年式ポルシェ『911カレラ4』がベースだ。米国カリフォルニア州のラッセル・ビルト・ファブリケーションのTJラッセル氏が、ハンドメイドでカスタマイズを行った。TJラッセル氏はかつて、カリフォルニア州に本拠を置き、クラシック911のカスタマイズで知られるシンガー・ビークル・デザインに在籍していた。

トレーリングアーム式サスペンションは、オフロード走行仕様となっており、およそ300mmのロードクリアランスを備える。純正のAWDシステムは、そのまま使用された。

すべてのボディパネルは、複合素材を使用して新設計された。ワイドボディのラリースタイルの車体は、ベースモデルよりも軽量に仕上げられる。専用チューニングが施された3.8リットル空冷フラット6エンジンは、オリジナルのプラス100hpを獲得した。

バハ911の足回りには、15インチのFIA(国際自動車連盟)承認ホイールに、トーヨーのオールテレーンタイヤ「オープンカントリーA/T 2」を組み合わせた。なお、バハ911は2020年初頭から、少量を生産することを計画している。

《森脇稔》

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