スズキ、パレット など51万台を再リコール ブレーキホースに亀裂のおそれ

スズキ パレット(2008年)
スズキ パレット(2008年)全 3 枚

スズキは11月21日、軽自動車『パレット』などのブレーキホースに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。

今回の不具合については、2016年4月7日付けでリコールを届け出ていたが、対象範囲以外の車両に同種の不具合が発生したため、対象範囲と改善措置の内容を見直し、再度リコールを実施するもの。

前回のリコールでは対象を、スズキ『パレット』、日産『ルークス』の2車種としていたが、今回、マツダ『フレアワゴン』を追加。製作期間も2008年1月9日から2011年6月7日までとしていたが、2013年2月26日に拡大。対象台数は約20万台増え、合計51万7316台となった。

前輪ブレーキホースの長さが不適切なため、ブレーキホースに引張力が発生し、ホース内部に亀裂が発生することがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、亀裂が広がり、ブレーキ液が漏れて警告灯が点灯し、最悪の場合、制動力が低下するおそれがある。

改善措置も、全車両、ブレーキホースを対策品と交換するとしていたが、ブレーキホース取付けブラケットも追加する。

不具合は106件発生、事故は起きていない。市場からの情報により発見した。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  2. ホンダ『プレリュード』新型、ホームページで先行公開…発売は9月
  3. 約10万円で200km以上走るEVバイク登場に「現実的な選択肢」、ベトナムから日本上陸に期待の声
  4. スバル『フォレスター』に早くも「理想の姿」と話題の特別仕様、「最初から出してよ!」の声も
  5. ホンダ『N-ONE e:』の価格を予想、280万円台からか…実質ガソリンモデル並み?
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  4. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  5. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
ランキングをもっと見る