ワールドカーオブザイヤー2020はキア テルユライド に…デザイン賞は マツダ3[動画]

キア・テルユライド
キア・テルユライド全 8 枚

ワールドカーオブザイヤーを主催する「World Car Awards」は8日、「The Road to the 2020 World Car Awards」=2020ワールドカーオブザイヤーにキアのミッドサイズクロスオーバーSUV、『テルユライド』(テルライド)を選定したと発表した。2020ワールドカーデザインオブザイヤーには『マツダ3』が選ばれた。

2020年度のワールドカーオブザイヤー(大賞)と部門賞各賞は、エントリー29台の中から、世界24か国86名の審査員によって選ばれた。15回めとなる今回は、2018年秋から2019年秋にかけてデビュー、またはマイナーチェンジを受けた新型車が対象。2つ以上の大陸の5か国以上で販売されていることが条件となる。

部門賞では、ポルシェのフル電動スポーツEV『タイカン』が、ワールドパフォーマンスカーオブザイヤーとワールドラグジャリーカーオブザイヤーの2冠に輝いた。ポルシェがラグジャリーカー部門で受賞するのは初めて、パフォーマンスカー部門で受賞するのは6度目だ。なお、ここでの「パフォーマンスカー」は、年産2000台以上、2019年1月1日から2020年5月31日までの間に、少なくとも2つの大陸で販売されることが条件だ。

都市向けの車種を表彰するワールドアーバンカーオブザイヤーにはキア『ソウルEV』が選ばれた。キアは大賞と合わせてのダブル受賞となった。

そしてワールドカーデザインオブザイヤーにはマツダ3が選ばれた。カーデザインの選考では、7名の専門家によって対象車リストが作られ、それに基づき86名の選考委員が選んだ。

なおワールドカーオブザイヤー2020は、もともと4月に開催予定だったニューヨークモーターショー2020で発表されるはずだったが、モーターショーが8月末からの開催に延期され、カーオブザイヤーはデジタル媒体経由での発表となった。

《高木啓》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  3. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  4. トヨタの顧客は1億5000万台…バリューチェーンで財務基盤強化
  5. BMW、カーボン素材を天然繊維複合素材に置き換え、量産車に採用へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る