フォードモーター、新型コロナウイルスの影響で赤字見通し 2020年第1四半期暫定決算

フォードF600
フォードF600全 5 枚

フォードモーター(Ford Motor)は4月13日、2020年第1四半期(1~3月)の決算(暫定値)を発表した。

【画像全5枚】

同社の発表によると、売上高はおよそ340億ドル(約3兆6600億円)。前年同期の403億4200万ドルに対して、15.7%減少した。

また、第1四半期の税引き前損失は、およそ6億ドル(約645億円)。前年同期の11億4600万ドルの黒字に対して、赤字に転落する見通しとなった。

赤字に転落する見通しとなったのは、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の世界的な感染拡大により、新車販売が落ち込んだためだ。第1四半期の世界新車販売は、前年同期に対して、21%減少している。

フォードモーターのティム・ストーンCFO(最高財務責任者)は、「バランスシートをさらに強化し、流動性を高めて財務の柔軟性を最適化するために、すべての資金調達オプションを検討している」と述べている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産、小型ミニバン『グラバイト』予告…2026年インド発売へ
  2. 驚くほど広がる後方視界、ホンダ「Nシリーズ」専用「リアビューミラー&カバー」が発売
  3. 三菱『デリカD:5』18年目の大幅改良で「原点回帰」、期待されるフルモデルチェンジは? 開発責任者「デリカを終わらせてはいけない」
  4. 日産、NISMO特別モデルと フェアレディZ 改良新型を発表へ…東京オートサロン2026
  5. 注目の125ccスクーター2台をガチンコ比較!「静粛」のアクシスZか?「快活」のアドレス125か?
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る