メルセデスベンツ EQS、テスラ従え公道比較テスト…市販型デザインついに見えた!

メルセデスベンツ EQS プロトタイプ(スクープ写真)
メルセデスベンツ EQS プロトタイプ(スクープ写真)全 17 枚

メルセデスベンツの新型EVサルーン、『EQS』の最新プロトタイプをカメラが捉えた。

ライバルとなるテスラ『モデルS』、『モデル3』、さらに弟分『EQE』開発車両を従え出現したプロトタイプは、まだカモフラージュが多く残るものの、フードのプラスチック・クラッディングはトリミングされ、上部、及び下部グリルを覆うステッカーはカット、市販型デザインのヒントが見えてきた。

さらに、ヘッドライトにLEDデイタイムランニングライトが組み込まれているほか、市販型ユニットと思われるポップアップドアハンドルも装備している。

リアエンドでは、テールライトのグラフィックの一部、リフトバックテール、トランクリッドスポイラーなど最終パーツを確認できる。さらにこれまであったフェイクのエキゾーストパイプが排除され、バンパーが市販型に近づいていることもわかる。またボディ周辺の黒いセンサーは、このプロトタイプが洗練された運転支援技術を搭載していることを示している。

EVユニットは、各車軸に1基ずつ、2つのモーターを装備し、最高出力は450ps以上を発揮。0-100km/h加速4.5秒、最高速200km/hのパフォーマンスを実現する。駆動方式は、電気式全輪駆動が標準となるだろう。

ダイムラーCEOのオラ・ケレニウス氏は、1回の充電における航続距離が、WLTPサイクルで700km(435マイル)以上になると発表しており、テスラ「モデルS」の644kmを大幅に凌駕することが確実となっている。

『Sクラス』新型のデビューは9月に決定しているが、EQSの発表時期は不明で、最速で2020年内、遅くとも2021年前半にはワールドプレミアすると予想される。

新型車を最速スクープ『Spyder7』をチェック!

《APOLLO NEWS SERVICE》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 内装はまるで「地中海のヨット」! VWが新型キャンピングカー『グランドカリフォルニア』発表へ
  2. 日本とは違う『カローラセダン』に「GRスポーツ」が登場、ステアリングもGRがチューニング
  3. 航続262kmの新型電動バイクが約10万円から、ビンファストが2モデル発表
  4. 新世代MINI『クーパー』と『エースマン』に全身ブラックの「モノクローム」登場
  5. 初公開の『黒いプレリュード』に「ワクワクしますな!」、SNSで高評価集まる
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る